内容説明
人にすぐイライラしてしまう。
何かあると自分はダメだと落ち込んでしまう。
人の目が気になって自分を出せない。
気遣いばかりで疲れてしまう……
そんな生きづらいと感じてしまう人には考え方のクセがあります。
そして、その考え方に至る理由も。
表面的な感情の裏に潜む、本当のあなたを一緒に見つけていきましょう。
本当のあなたに出合えた時、生きづらいが解けています。
本書は、しんどいあなたの心に寄り添い、理由を見つけ、生きづらさを緩めてくれる一冊です。
毎日心がすり減って、しんどいですよね。
もう十分、あなたは頑張っています。
本当にお疲れさま。
あなたはそのままでいい。
何をしても何をしなくても、あなたの価値は変わりません。
人生の主役である自分を、どうか取り戻してください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
60
本書のしんどい心の全項目に当てはまるわけではないですが、私自身今の仕事を始めてから、ミスが許されない仕事の為気づいたら完璧主義で、思うようにいかない時イライラするようになり、周囲に同じレベルを求め、身近な人に優しく出来なかったりしました。自分でもこの自分はまずいと思い、色々な書籍で調べたけれどドンピシャなものがありませんでした。本書は結構ストンと腑に落ちる感じがありました。こうあるべきというその考えは自分の中でのさじ加減なのだ、人は人、自分は自分なのだと割り切っていこうと思います。2020/07/19
レリナ
28
これは本当にしんどいと思った時に読むと良い本だと感じた。この本に書いてある項目のほとんどが当てはまる自分はしんどい心にさようならをすべきだなと、しみじみと思った。不安、完璧主義、自己肯定感低め、どれを取ってみても、自分のためにはならない。この本を読んで、自分自身の心がカチコチで、しんどい要素を多く含んでいることが、よくわかった。考え方にクセがあるとは昔から言われていたが、これほど自分を苦しめていたとは、思わなかった。この本を読んで、心が軽くなった気がする。心がしんどい理由を知るのは、自分を知るきっかけだ。2020/08/10
haruka
21
漫画のたぬきが優しくてかわいい。守ってくれる小さな理想のお母さんみたいだ。私は精神的に強いはずだと思ってきたけど、たぬきが可愛いから読んだだけのこの本で、計らずも胸がえぐられるように傷付いた。子供の頃不幸な家庭すぎてつらかったなぁと湧き上がってきて、感傷的に思い出してしまった。仕事では分からないことを聞けない、言いたいことを我慢して自分にまで平気だと嘘をつく、人目を気にする、恋愛ではどの相手のことも支配しようとしてきたし子育てでは構いすぎて子供の自立を奪ってしまう。蓋を開けたくないのに開けてしまった感じ。2023/09/05
ちびたぬき
9
たぬきの絵に惹かれて読みました。疲れているときにいいですね。自分にも人にも優しくなれそうです。自分の価値観を自分にも人にも押し付けないだけで、楽に生きられそうな気がします。嫌な人のことも違う視点で考えられそうです。読んでよかったですね。2022/02/23
ゆう
9
色々なタイプに別れていてやっているので、まとめてあり読みやすかった。自身のことを否定することが多いけれども、まずは自分を少しでも認めてあげることから始めるべきなんだなぁって。自分を許すって難しいけど、少し意識していきたい2020/11/07