内容説明
令和元年の男性の平均寿命は81歳、女性は87歳。90歳以上の人口は220万人を突破! 老後2000万円問題をはじめ「長生きリスク」なる言葉も生まれている昨今、私たちはどういう人生を歩めばいいのか。前例がないだけに、これが正解という生き方はなく、個人が自ら模索しなければならないのである。今年74歳の著者は、15年前にソニーの役員を退任後、ベンチャー企業に投資する会社の会長や地元でクリーンエネルギーを提供する会社の社長などを務めつつ、何社もの社外取締役も兼任して「生涯現役」を貫いている。そんな著者が、令和とはどんな時代になるのかを分析しつつ、手本となる生き方を実践している人たちの事例を網羅したのが本書である。二毛作、三毛作の人生を生きるため、副業OK、名刺を何枚も持ち、できるだけ社会に貢献する。そんな生涯現役の人は健康寿命も長いという。孤独に陥らず、社会とつながるヒントが満載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三杉淳
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「今眠ればあなたは夢をみる。今学習すればあなたは夢がかなう。」 「鳥は飛びかたを変えることはできない。動物は這い方、走り方を変えることはできない。しかし、人間は生き方を変えることができる」日野原重明 「友情は間違いなく最高の財産の一つです。よい友を得るには時間とエネルギーを惜しんではいけません。もうすぐ90歳を迎える私からのアドバイス」赤松良子2023/01/29
佐々木 亮
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何回かに分けて読了。これまでのみのさんの著書の中でも更に1番(誤解なきよう)スルスルと府に落ちていく、何度も咀嚼して理解したくなる。 知っているようで知らなかった物事の多くをテンポ良く、自分でもわかるように書いて下さっている(続きを調べる気にもなる)。 志や熱量の根っこを振り返るきっかけになる。 こんな時こそパワー充電するためにお勧め。 明日からサイクルデイズ図書館に置いておきます。ただじっくり何度も読みたくなるはずなので、是非購入をおすすめします。2020/04/11