内容説明
焦点のコメ問題は、この本ですべてがわかる! 輸入自由化を迫るアメリカのウソ、都会のサラリーマンの農業に対するカンチガイを事実で暴き、たしなめる。安いコメを輸入してなにが悪いと思っているあなたのための、目からウロコが落ちるおもしろレポート。安全な食べ物と環境保護の立場から、ニッポンの農業を論じた、土地と暮らしてきた農民作家の説得力あふれる書。井上ひさし氏が強力推薦した農業論――「この本は名著である」。コメ問題に現場から怒る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
59
旅先の大阪新世界近くの古本屋の100円本。 しょっぱなの農業の保護がどうとかという内容は別の著者本で読んだな…。トキの保護にしろ農業の保護にしろ保護は支配者のためなのですよね。減反に土地高騰に貿易摩擦に…。今となっては想像もできないバブルの世界のワードが飛び交う。都市は火砕流であり、がん細胞であるとは言いますが、都市火砕流は熱帯雨林の破壊や食料買い占めアンドフードロスヴァーチャルウォーター問題として海外諸国にも波及する模様。2024/12/26
uburoi
2
「いま、」というのは本書が書かれた1980年代のいまということになるので米高騰で備蓄米放出といういまとはだいぶ事情が違ってはいる。けれど今日グッドモーニングで侍ストリッパーとかいう映画を作った米農家(兼業)の人が毎年70万ぐらい赤字といってたから農家の事情は変わらないのだろう。しかし実家も農家なのだがなんとなく裕福だったという記憶もある。侍ストリッパーというのは幕末の侍が斬りあいをしてお互いの肉は傷つけずに着物を切り刻んではぎ取って素っ裸にしたら勝ちという賭け事をともなう見世物で大儲けする話だった。確か。2025/05/27
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