河童の三平 水木しげる漫画大全集(上)

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河童の三平 水木しげる漫画大全集(上)

  • 著者名:水木しげる【著】
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 講談社(2020/03発売)
  • ポイント 27pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063775891

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内容説明

<「水木しげる漫画大全集」FINAL SEASON!>
「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」といった代表作はもちろん、幻の貸本や新聞掲載の1コマ漫画まで、あらゆる水木漫画をコンプリート。未収録原稿や、カラーイラストなども余すことなく収録した唯一無二の完全版をお届けします。
京極夏彦責任監修『水木しげる漫画大全集』第3期全35巻刊行開始!!
切ない郷愁に誰もが心震わせる……それは不思議な山里の物語。水木漫画の魅力が全て詰まった傑作を、美麗な扉絵・未使用原稿も収録した初めての完全版として刊行! 上巻では、不定期連載された「河童の三平」から、「河童の三平・ストトントノス大王七つの秘宝の巻」の第十二回までを収録。 ★解説「水木しげるはいつから妖怪漫画家になったか」小松和彦

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

18
「少年サンデー」版を収録した全集56巻の『河童の三平』。俺が一番馴染みのある『河童の三平』がこのバージョンだ(子供の頃、サンワイドコミックスで復刊されたときに読んだ)。貸本版や「ぼくら」版を少年誌向けにうまくリライトされていて、おもしろい。馴染みがある分、とても親しみを覚えるのだ。2017/01/19

∃.狂茶党

11
トリック・スター、タヌキの大活躍が、文化人類学的興味をそそる。 小松和彦の解説によると、水木が本格的に妖怪にのめり込んだのは、メジャーで仕事し始めてからで、それまでは、依頼に応じてなんでも描いてたっぽい。 怪奇ものをいくつも手がけ、『悪魔くん』など。オカルトものもあるから、興味は強く抱いていたのだろう。 貸本版、ぼくら版の延長とは別に、オカルト大活劇が収められてる。 タヌキはこの冒険譚に同行しないためか、お笑い要素は少なめ。 普通にすごくこわい場面あり。 2022/12/25

ざくろ

8
この世界観!たまげた!!是非読んでみてほしい!!2018/08/13

kokekko

5
小さいころこの人の絵柄が怖かった。朝ドラの「ゲゲゲの女房」の情報で(といっても見たことはない)戦争でいろいろ大変な思いをした人だったことを知り、また好きな先生のおすすめもあって、『河童の三平』を読む。な、なんだこれは。主人公の三平は典型的な流されてしまう型の主人公だが、優しい。とにかく優しい。お父さんもお母さんも頼れない子どもで、いろいろな妖怪がつけこんでくる。タフネスはない。でも優しいから乗り切っていける。妖怪の世界、という意味ではなく、私の知らない世界だった。そこはとてもきれいだ。2022/04/30

そうめん

4
タヌキが喋ることを周りが普通に受け入れてるのが最高2022/08/30

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