講談社文庫<br> 偽装診療 医者探偵・宇賀神晃

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講談社文庫
偽装診療 医者探偵・宇賀神晃

  • 著者名:仙川環【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 講談社(2020/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784065186466

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内容説明

医療関係者も注目の問題作! 中国人患者失踪の謎を追え。
明日は我が身か? 震撼のメディカルミステリー

日本の保険制度を悪用して来日する外国人が後を絶たない。元エリート医師の診療所雇われ院長・宇賀神晃は、外国人に書いた紹介状が健康保険不正に荷担しているとオーナーの老医師に叱責され自分自身で真相を探るはめに。子宮筋腫手術を受けた偽学生の中国人が失踪し、日本人ブローカーが殺される。事件の裏には医療界の抱える闇に苦しむ重篤患者たちがいた。震撼のメディカルミステリー。

メディカルミステリーの女王・仙川環、医者探偵・宇賀神晃シリーズ第二弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

189
外国人の社会保険不正受給の問題、不正臓器移植の問題などを暴く話。社会問題を色々切ってみせるのは良いが、やっぱりどこか切れ味は悪い。話は悪くないし目の付け所は悪くないのだが、どこか力量不足感が伴う。あまり深まらない謎を解き明かすと、最後に取って付けたように社会問題提起。盛り上がらなかったな。2021/07/01

ゆずぽん

32
前回、認知症治療薬事件に巻き込まれた宇賀神先生。今回は不正健康保険証にかかわります。闇の深い事件でした。もしかしたら?いいえ、こういうことって実際にあるかもと思うと怖くなるし、日本の制度には疑問もうまれてきます。尊厳死・安楽死も含め、倫理感と医療って背中あわせで難しい問題だなぁ。次はどんな事件かな?2021/03/01

きさらぎ

32
シリーズもの。主人公が好きじゃない。正義感は立派だけどあまりにお人よしすぎる。捜査のために本業のお医者さん業が疎かになってるのが気になる。お金にもルーズだし。 ちょっと都合がよすぎる展開で物足りない。2020/04/29

なな

22
前作より良かったかなー。留学生が日本の保険制度を使えるのに驚き。逆に日本人が海外で保険制度を使えるのか?なんだかモヤモヤする。臓器移植も 家族がいないと海外に行く以外全くチャンスがないということも なんだか考えさせられるなー。2022/05/06

図書館ポイズン

10
実際にあるだろうなという問題でしたが、 さらりとした読後感。 意外とすいすい読めてほぼ一気でした。 次作もあるだろうか。2021/03/12

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