講談社文庫 億万長者はハリウッドを殺す（上）

著者名：広瀬隆【著】

講談社（2020/03発売）

• ISBN：9784061844223

内容説明

アメリカ歴代の大統領は、二大家族の使用人に過ぎない？　――ハリウッドは、ほんとに映画の都なのか？　大宣伝や逆宣伝、金塊、エロチシズム、法律事務所、洗脳、殺人、ファシズム、戦争……ありとあらゆる人間の欲望が華麗に躍り渦巻く表舞台の裏側で、何が起こっているのか。億万長者の政界大資料が、２０世紀アメリカのおそるべき衝撃的な実態を暴く。歴史の真実はどこにあるのか。それとも歴史の過去は幻か？　歴史の真実がよみがえる、傑作ノンフィクション。＜上下巻＞

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[i-miya]

2014.01.16（01/18）（つづき）広瀬隆著。　 （ｐ138）　 フーヴァーは、単純な悪党ではなく、ジャック・モルガンが支配するアケーシア・ミューチュアル保険の重役だった。　 新大統領クーリッジはその級友、ハーラン・ストーンを新長官に任命した。　 ストーン長官は、フーヴァーを「捜査局」局長に任命した。　

2014/01/16

[i-miya]

2013.1218（12/18）（つづき）広瀬隆著。　12/11　（ｐ138）　ハリー司法長官そのものがオハイオ・ギャングによる腐敗の根源だったのである。　フーヴァーは世に言われるような単純な悪ではなく、ジャック・モルガンが率いる「アケーシュ・ミューチュアル保険」の重役だった。　この会社のパートナーにはロックフェラー・モルガン連合の「ポトマック電力」の社長、「トラストＢＫ」の社長など、見事なメンバーが、フーヴァーが重役をしている会社のパートナーとして名が上る。　

2013/12/18

[i-miya]

2012.12.12（つづき）広瀬隆著。　2012.11.19　1930製作アカデミー作品賞。　この第一次大戦で、重要な役割～ジャック・モルガン（Ｊ.Ｐ.モルガンの子）　1915.01、イギリス政府が、1915.05、フランス政府が、兵器買い付け代理人として、モルガン商会の手にゆだねた。　ジャックは、ウィルソンの中立政策を激しく批難。　南北戦争で見事に。チャールストン政略失敗を演じ戦争を長引かせたデュポン。　

2012/12/12

[i-miya]

2013.03.11（つづき）広瀬隆著。　2013.03.10　1919、ナチス結成（アントニー・ドレクスラー）。　1919.01.18、ヴェルサイユ講和条約会議始まる。　敗れたドイツの敗戦処理問題。　6/28、ヴェルサイユ条約。　（１）ドイツの軍備縮小、（２）徴兵制廃止、（３）空軍と潜水艦の保有制限など決まる。　その中のアメリカのメンバー、（１）団長、ウィルソン大統領、（２）副団長、国務長官ロバート・ランシング。　（３）首席顧問、財務担当官－ジョン・フォスター・ダレス。　

2013/03/11

[i-miya]

2013.01.09（つづき）広瀬隆著。　2013.01.08　（ふと映画界を見ると、つづき）　ひとつの変化。　1917.04、アメリカ参戦の頃、ＬＡ映画劇場主トマス・タリーという男。　映画館の顔役集めた連盟、「ファースト・ナショナル興行者連盟」　タリーはモルガン一派（『大列車強盗』エジソンと関係）。　この連盟には、いわずと知れたモルガンのＦＮＣＢ資金援助。　デュポンもまた、劇場○取りに一役。　モルガンとエジソンは、つかず離れず。　トマス・アルヴァー・エジソン。　

2013/01/09