電撃コミックスNEXT キノの旅5 the Beautiful World

著者名：郷【作画】/時雨沢恵一【原作】/黒星紅白【キャラクターデザイン】

KADOKAWA（2020/02発売）

• ISBN：9784049130294

内容説明

ある国に入国しキノは、エルメスのメンテナンスのため、性格には難はあるが腕は確かな整備士に預けた。ところが翌日、エルメスはその国の宗教団体にさらわれてしまう。キノは相棒を取り戻すために説得に向かうが、その手段とは……。「ひとつの国に滞在するのは３日間だけ」というルールで様々な国を訪れる人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の物語、電撃コミック版最終巻。
【収録話】
「たかられた話－Bloodsuckers－」
「議論の国－Discussion Maker－」
「神のいない国－Lets Get Hermes!－」
「像のある国－Angel?－」※コミックス描き下ろし
また、この本でしか読めない原作者の時雨沢恵一書き下ろし掌編も収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[レリナ]

終わってしまった。マガジンエッジ版とはまた違った絵柄でアクションが素晴らしかったので、もっと読んでいたかった。キノやシズの活躍を最終巻で見られただけでもよしとするか。アニメ版では表現できない漫画版キノの旅の空気感。それぞれの国の決まりや宗教、世界観。キノ達が最後まで旅人としての立場を失うことなく、貫き通していたのは流石というべきか。容赦ないと描写はキノの旅ならでは。力の限り最終巻というや枠組みの中で描き切ったことは称賛に値する。また作者の作品を目にした時は期待を込めて手に取りたい。

2020/03/22

[わたー]

★★★★★完結。未アニメ化エピソードを中心にコミカライズをしていただけに、まだまだ原作を消化しきっていない形で終わってしまうことが残念でならない。今回もキノらしい話が多かったが、議論の国が個人的には一番好み。こちらのコミカライズではシズが初登場ということには驚いた。

2020/02/25

[遠野空]

最後までキノの旅の良さがでていてとても素晴らしかったです。

2024/11/10

[つむ]

色んな思想に触れられるから毎回面白い

2022/02/21

[satoshi]

何で終わっちまうんだよ…。こちらのキノはアクションよりとしてシオミヤ版と住み分けできてたのに。シズ様とキノの無双回は読めてよかったけどさぁ。後、やっぱ「像のある国」ってあの話の後日談だったのね。

2020/03/09