『愛のあるユニークで豊かな書体。』フォントかるたのフォント読本

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『愛のあるユニークで豊かな書体。』フォントかるたのフォント読本

  • ISBN:9784844369585

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内容説明

【フォントを知ると世界が変わる!『フォントかるたのフォント読本』】

テレビのテロップ、書籍のタイトル文字、映画のタイトルロゴ、美術展のポスター、高速道路や駅の交通標識、毎日手にする食品のパッケージ……など、そこら中で目にする文字たちに、さまざまな種類や特徴と名前があるのを知っていますか?

本書は、書体の特徴を解説した読み札で、書体別に印字された取り札を取るマニアックなかるたとして、ゲーム好きや文字好きに大人気の「フォントかるた」の制作者である著者が、「フォントかるた」収録の48書体を含めた89書体のフォントの歴史や特徴、イメージや性格を解説、さらにそのフォントでデザインされた実例をわかりやすく掲載した、もっとフォントや文字のデザインを知って愉しむための書籍です。

本書を見て書体の種類や特徴を知り、イメージやデザインを理解することで、今までなんとなく目にしていたフォントたちがあなたの前に活き活きと姿を現すことでしょう。また、本書を読みこなすことで、あなたは「フォントかるた」の達人になることもできるでしょう。

本書を使って、書体ソムリエを目指してみませんか?


〈本書に掲載されているフォントたち〉
■明朝体のフォントたち
A1 明朝/MS 明朝/きざはし金陵/テゴミン/はんなり明朝/ヒラギノ明朝/マティス/マティスえれがんと/モトヤ明朝/リュウミン/丸明オールド/凸版文久明朝/小塚明朝/平成明朝/本明朝/游明朝体/石井中明朝体/秀英明朝/秀英初号明朝/筑紫A オールド明朝/筑紫Q 明朝/筑紫アンティークL 明朝/黎ミン

■ゴシック体のフォントたち
A1 ゴシック/AXIS Font/MS ゴシック/ゴシックMB101/ゴナ/こぶりなゴシック/スマートフォントUI/たづがね角ゴシック/ニューロダン/ヒラギノ角ゴ/メイリオ/りょうゴシック/中ゴシックBBB/太ゴB101/小塚ゴシック/新ゴ/ 游ゴシック体/源ノ角ゴシック/秀英角ゴシック銀/筑紫アンティークSゴ/筑紫ゴシック/見出ゴ MB31/じゅん/ナール/ヒラギノ丸ゴ/新丸ゴ/秀英丸ゴシック/筑紫A 丸ゴシック

■手書き・デザインフォントたち
クラフト雫/はるひ学園/ふい字/プリティー桃/みちくさ/全児童フォント/勘亭流/教科書ICA/正楷書CB1/武蔵野/TB 古印体/あおかね/カクミン/かるた/きりぎりす/くもやじ/くろかね/コウガグロテスク/コミックレゲエ/じゃんけん/すずむし/タカハンド/つばめ/ナウG/ナウM/ニューシネマA/ハルクラフト/パルラムネ/パルレトロン/フォーク/ぶどう/ボカッシィG/ライラ/ラグランパンチ/ロウディ/丸フォーク/創英角ポップ体/竹

※本書は「フォントかるた」がなくても単体で十分お使いになれます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

booklight

26
「フォントかるた」の制作チームによる、フォント読本。フォントかるたは、『愛のあるユニークで豊かな書体』という文字を48種のフォントで書き分けた札を、たとえば「小塚明朝」と読み上げてもらって取り合う、というニッチなかるた。「絶対音感」ならぬ「絶対フォント感」の獲得を目指して戦っている?この本では、フォントかるたを含めた89種のフォントを歴史からその印象や用途、実例まで紹介。正直違いの判らないフォントもあるが愛のある解説を読みふけってしまう。小学1年生が書いた文字を参考にした「全児童フォント」とか。沼は深い。2020/05/31

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

15
フォントかるたの製作チームによるフォント読本。タイトルに「愛のある」とあえて付けたのはなぜだろう、まずその理由を知りたいと思ってページをめくった。「どんなフォントも手間ひまかけてデザイナーさんたちが作ったもの」、デザイナーさんたちはなぜ手間ひまかけて膨大な作業を行うのか。それはきっと表現した人の気持ちに寄り添うから。そしてそのデザイナーさんの想いに寄り添う人もまた。本棚の背中を眺めて、これを違うフォントにしたらどんな風にイメージが変わるかな、と想像すると楽しいです。フォントは読者の目に作品が届く最終段階。2021/11/16

ののの@彩ふ読書会

10
こんなに沢山フォントってあるんだ!と目から鱗だった本。全89書体が収録されていて、それぞれの特徴を解説してくれています。普段何気なく見ていた文字たちが一気に愛おしくなってくる一冊でした!!2020/01/27

山のトンネル

4
どのようなフォントをどんな時に使うかとかではなく、とにかくフォントの味比べをしているかのように、それぞれのフォントの特徴を愛でている本。フォント好きの変態たちによって書かれた1冊というイメージ(褒め言葉)。再読はしなくてよさそう。2022/04/15

王様の耳はロバの耳

1
眺めているうちに載っているすべてのフォントが愛おしくなってくるような、愛に溢れた本。 各フォントごとに特徴的な文字が3文字ほどピックアップされ大きく載っていて、パーツがどのようにデザインされているのか解説されている。フォントを、文字列を打ったときの「印象」でしか捉えたことのなかった私のような者にとっては、その印象がどのようなディテールから来ているのかが解明されるようであり、目から鱗が落ちます。2025/08/11

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