変調「日本の古典」講義――身体で読む伝統・教養・知性

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変調「日本の古典」講義――身体で読む伝統・教養・知性

  • 著者名:内田樹/安田登
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 祥伝社(2020/02発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396616335

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内容説明

この二人が読み直すと「古典」はこんなに面白い。日本文化の奥の底のさらに奥へ! 能、論語、古事記……あまりに濃厚な対談講義。思想家・内田樹と能楽師・安田登。異才の二人が語り尽くす!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Homo Rudolfensis

31
☆4.7 「おわりに」でも言われていましたが、こういう内容の本だった、と説明するのがとても難しいです。ですが、安田さんの言うように、それで良いのでしょう。何かのテーマの下の対談、というより対談した結果「日本の古典」というテーマにまとまった、という感じがします。まあまとまりきっていないんですが。データを示せ!論理的整合性はどうなっている!という考えから自由になって語られているので、自然と読者の方も自分の知識をフル稼働してお二人の対談に参加しようとしてしまい、濃密な読書体験となることでしょう。2022/02/05

さきん

21
能について。古代の社会模様が見えてくる。孔子や共感覚あたりで、本人は見えたでしょうという感じに話が盛り上がってしまって、そういう所はオカルト。でも能に込められた技能が高いので武士階級のみ舞うことが許されたという説明は面白いと思った。2018/01/08

allite510@Lamb & Wool

16
「能」を中心に中世の芸能、音楽、武道、神事など、身体運用を通じて「異界」へアクセスする方法をバカ話スレスレで語る、エクストリーム綱渡り対談。お二人の対話は無茶苦茶楽しそう。個人的な関心領域にズバリなところもあって始終ワクワクしっぱなしでした。 博覧強記だからこその、話の飛躍と曝発力は爆笑を誘うほど爽快だが、安易に鵜呑みにするとキケンなポイントも多数。一方「良導体としての身体」や「共身体」など、覚えておくと(個人の思索上)おトクなワードも多数収録。異界に繋がる扉は自分の身体の中にある。ワクワク。2018/03/14

nakmas

14
身体性がないと薄っぺらくなるのはわかっている。 だから何かをしながら、本を読む。そうすると、思考や行動に厚みが出て、周りの人のためになることもでてくる。 自分にとっての「何か」は音楽なんだと思う。今のところ。 2018/07/18

Ryuya Matsumoto

12
 興味深いお話ばかり。日本人なのに日本の古典について全然知らないのはもったいない。学生時代にもう少しちゃんと勉強しておけばよかったなあ。2018/03/25

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