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内容説明
1991年、東京。気鋭の原画アニメーターとして、業界に名を轟かせている宇部。
対して山口は、演出助手として不破監督に服従し、自分の企画を作れずにいた。
自らアニメを作るチャンスを求めて、スタジオサンガロンからの退社を決意する山口。
しかしそれは、宇部との別離を意味していた――。
『機動旅団八福神』で正義を、『星屑ニーナ』で愛を描いた福島聡。今作のテーマは、友情。
男ふたりの平成アニメーション戦記。1巻「青春篇」、2巻「上京篇」に続く完結3巻は、長年の夢である劇場版制作へと駆ける「プロフェッショナル編」。特厚256ページでお届けします。
フルキャストが登場する万感の最終話をお見逃しなく!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
21
「俺は好きだけでこの業界に入った……生ぬるい奴です 確かに才能のない人間です その中で俺が見てきた事……天才だろうが凡人だろうが ものを創る人間はひとりひとり本当に孤独なんです(略)だったら俺はそういう人たちを集めて結びつける手助けをしたいんです」山口の素直すぎるこの吐露は、もはや新人ではなく中堅になって、後輩達に過去の自分を重ねることで、ひとつの才能へと開花する。凡人が天才を目の当たりにし、凡人であることに改めて気付かされる時、夢を諦めるか、それとも、だからこその可能性を見出すか、(つづく)2020/02/26
akihiko810/アカウント移行中
20
時は平成。地方の青年二人が、アニメーターと演出家を目指すバディもの。完結 7.5/10点 アニメスタジオの内膜というか、天才ではない凡人の仕事の戦い方というものが描かれていて面白かった。 「バララッシュ」とは、1カットごとにばらばらにチェックするバラチェックを示すアニメ用語らしい。2022/09/21
GORIRA800
12
凡人として自分を認めその凡人だからこそ作れる映画を作ろうとするまでを淡々と泥臭く描かれてそこに魅力を感じます 華やかさがまったくない作品でしたがそんな地味さがクリエイターとして美しい2021/05/03
わーぷ
5
最終話まで全力で駆け抜ける疾走感が素晴らしかった。打ち切りかも知れないけど最後まで面白かった。これは間違いなく福島聡の最高傑作だ。2020/02/21
Rove
5
最高すぎて泣きそう。一巻冒頭で完成後の話をしてたので、まだ読みたい気持ちはあるけどここで終わりでも納得だよ。2020/02/16
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