内容説明
本当は君を、心から愛したいのに…。高2の蘭花は自閉症で心を読みづらい弟・稔(みのる)を持ち、周囲の目に悩む。そんなある日、彼に特別な力があると気づく。悲しみの色、恋する色…相手の気持ちが頭上に咲く“花の色”で見える稔は、ちゃんと“誰かを想う優しい心”を持っていたーー。混じり気のない彼の心に触れ、蘭花は決意する。「もう逃げない。稔を守る」しかしその直後、彼は行方不明に…。物語のラスト、タイトルの意味が明かされる瞬間、張り裂けんばかりの蘭花の叫びが心を掴んで離さない!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nori
1
自閉症の弟を持つ女子高生の物語。自閉症の子どもを持つ家族の苦悩が描かれていてけっこう重い。それでも、周りの人たちに支えられてタイトルにある「八番目の花」を咲かせることができる。これから先、色々な困難が待ち受けていると思うが幸福な未来であってほしいと思う。2022/04/02
読書家さん#EsG2FC
0
🙅🏻
Y
0
○2020/04/02
Y
0
◎2019/09/03
らふたん
0
なにか本を読みたいなぁと本屋をまわったときに手に取った1冊です。 最後まで読むことで作品名の意味が分かりました。純粋な気持ちを忘れず。人と向き合うことを大切に私にも八番目の花を咲かせられたらな、、、と思います。2019/06/25