朝日文庫<br> バンダル・アード=ケナード 眠らぬ谷を踏み越え

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朝日文庫
バンダル・アード=ケナード 眠らぬ谷を踏み越え

  • 著者名:駒崎優【著者】
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • 朝日新聞出版(2020/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022649423

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内容説明

国王の存在しないモウダーで、国王を自称する者が相次いで現れる事件が発生。なじみの医者からの依頼で騒動に関わることになったシャリースたちは、その中でマドゥ=アリと同じ肌の色の男と接触する。大人気シリーズの新作、ついに登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

瀧ながれ

29
登場人物たくさんのシティアドベンチャー。地元の子どもたちを味方につけるのが成功の鍵だが、その動向から目を離すな…。マドゥ=アリの行動にはハラハラしたが、単独行動を取っても、自分で判断をしても、バンダル・アード=ケナードのための働きであり、戻る場所であるという自信がついたのだなと、嬉しくもあった。全編が緊張のしっぱなしだったが、変わらずに読み応えある作品。マドゥ=アリとエルディルを筆頭に、バンダルのみんなの生存を確認して、ひとまずホッとした。2020/01/18

すがはら

13
黒幕の彼はたった一人で異国から流れてきてあれだけの企てを実現の手前まで持って行ったのだから優秀ではあったのでしょう。一体祖国で何をやらかしたんだか。もうマドゥ=アリは奴隷時代の心の傷を乗り越えたのですね。バンダルの仕事のために自ら古傷をえぐられに行くと志願したマドゥ=アリを引き止めたいシャリースに対して、子供に反抗されてうろたえる親の目をしてると指摘してやるお医者先生が良い味を出してます。今回の先生は活躍してました。町の子供たちが組織力と強かさを見せてくれましたが彼らは今後の再登場もあるのでしょうか。2023/01/21

miicha

10
このシリーズのキャラに愛着があるので続きが読めるだけで幸せ~。読めて良かったです!2020/02/25

あまね

7
ブログで脱稿を知ってから、発売を心待ちにしてた。しかも今回はマドゥ=アリがフィーチャーされてる❤️ いえ、マドゥ=アリ的には辛い展開なんだけども…。マドゥ=アリがこの試練を乗り越え、本当の意味で解放されて、バンダルの仲間になれて良かった。そして相変わらずエルディルが、かしこかっこいい!(賢くてかっこいい) あと、冒頭から隊長のお風呂シーンをいれてくるなんて、読者サービスも忘れない作者(笑) 2020/01/13

ときわ

7
ずいぶん前に書き終わったとブログに書いていたのに、一向に出版されないのでどうしたのかと思ってました。年を越しちゃったけど出て良かった。今回は血なまぐさい戦闘は無いのねと思ってたら、ちゃんとあった。マドゥ=アリが主役ではないけどすごく重要な立ち位置で行動。彼視点で今まで語られたことはないし、今回も傍から推し量るしかないのだが、やっと故郷のくびきから解放されたと思っていいのかな。駒崎さん、細々とでもこれからも書いてください。2020/01/04

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