内容説明
酒屋万流(さかやばんりゅう)―日本酒はつくり手の考え方や技術技法、酒蔵のある土地の風土や歴史伝統によって、じつに多種多様な「うまさ」が存在する。
その愉しみを実際に全国各地の酒蔵を訪ねて、つくり手本人から直接伺い、「うまい酒」を実際に味わった「日本酒・酒屋万流」の極上本。
新章書き下ろし・各酒蔵の銘酒写真掲載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gash0912
3
日本酒というものは奥が深い。蔵のストーリーを知るとさらに日本酒に興味が湧くもので、知ってる蔵の杜氏さんの思いを知ってから飲むとより美味しく頂ける気がする。最初の新政の佐藤さんの話を読んでいて、以前、新政を飲んだ時に感じた味わいを思い出し、また飲みたくなった。温度管理の出来る酒屋にしか卸さないこだわりも美味しい日本酒を美味しく味わってもらいたいという思いを強く感じた。日本酒をより身近なものとして、いろんな蔵のものを楽しみたいと思った。2023/04/11
Kazuo Ebihara
2
酒屋万流。日本酒はつくり手の考え方や技術技法、 酒蔵のある土地の風土や歴史によって、多種多様な「うまさ」が存在する。 著者は、全国各地の酒蔵を訪ね、蔵主や杜氏と一献交わしつつ、酒づくりの思いを探った。 登場するのは、新政、誉池月、丹澤山、蓬莱泉、 まんさくの花、北雪、末廣、イチローズモルト、 東京ホワイト、花巴、アフス、伊根満開、 大信州、土田麹九割九分。 私が飲んで強く印象に残っているのは、 丹澤山、末廣、花巴に、大信州。 誉池月、アフス、土田は気になるなぁ。 今年も陽のあたる酒道を邁進しますよ。2019/12/31
ジョルジョ
1
酒ブームに対する辛口のコメントがいい、また、日本の文化があってのお酒という考えに共感する、取り上げている酒蔵のお酒は、飲んだこともあるお酒もあるが、ぜひ、すべてを飲んでみたい。やはり、日本酒は奥が深い。2023/08/12