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内容説明
帝国時代のロストテクノロジー「エスパーコントローラー」が復活!? 地球に住む人々を次々と殺め違法キューブを作るエスパー「ドリームウィーバー」の野望を、ロックは阻止できるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
22
時間は『超人ロック』の主題のひとつである。余命いくばくもないナーブは、鏡の中で眠ることで不治の病の治療が可能な未来を待つ選択をする。それをナーブは「希望」と呼ぶ。であるならば、時間を超越したロックの存在は「希望」そのものなのかもしれない。2022/01/04
おにく
18
"ガイアの牙"編、完結です。今回は珍しく、既に文明が退化した元"地球"が舞台で、その昔、人類が宇宙に進出するきっかけとなった"軌道エレベーター"の残骸が登場。現地民から海に浮かぶ"牙"として崇められているのが印象的でした。今回、事件の発端となった人物は、小物すぎて盛り上がりに欠けましたけど、ラストは、語り部の少年が大人になり、村の長となって、やがてその息子が父親の死を知らせに来るという、ロックの物語に流れる永遠性が感じられました。 2020/01/30
Mc6ρ助
5
『「きさまには・・・あるのだな」「時間が」(p52)』これぞ、ロック・・・。今回前巻までの内容をまったく覚えていない。ここまでなのは40数年におよぶ自分のロック史上初、「ガイア・・・」1巻目から読み直してしまった。耄碌の始まりなのかも知れない。とはいえ、電脳カバさんにおかれてはいつまでもロックを書き継いで頂けるようご自愛のほどお願いします。2020/01/26
tak
4
無限にあるのは時間でも能力でもなく、気力な気がするねぇ。2020/02/11
コリエル
3
このエピソードでは、鏡を使って疑似冬眠をするエスパー・ナーヴが出て来る。彼が少しだけロックの気持ちがわかるよと言うように、ロックはナーヴと同じような別れと孤独を数千倍かそれ以上のスパンで行っているわけだ。ただ、ナーヴが人類の先行きにわずかな希望を見ているようにロックもそれは同じなのかもしれない。2020/01/27