講談社文庫 剣と旗と城 剣の巻

著者名：柴田錬三郎【著】

講談社（2020/01発売）

• ISBN：9784061843301

内容説明

弱い奴は、死ぬがいい。強い者が旗を奪い、城をとるのだ！　応仁の乱後の四分五裂した天下に、黄金５枚で雇われた、いわば戦争を商売にする「戦争の犬」の眉間（みけん）景四郎と等々力権十郎。そして、忍者、荒法師、女剣士、孤児、それぞれに野望を胸に、あるいは、宿運に生きる、乱世ゆえの人間群像を描く、戦国長編ロマン。＜全３巻＞

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[端川]

乱世を生きる牢人や忍者、姫に武僧……さまざまの登場人物の運命の交錯と、主人公・眉間景四郎の成り上がりを描く長編時代小説。ハチャメチャ展開、濃厚キャラ設定、手に汗握る戦闘描写にやけに多いエロシーンと、最初から柴錬らしい要素てんこ盛りで楽しませてくれる。よくもまあここまで史実を無視して作劇できるもんだ。

2016/01/24

[冬至楼均]

史実とはほとんど関係ない話。

2011/12/16