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内容説明
山田の家を飛び出した詩織は、街をさまよっているところを、イラストレーターの女性・リコに助けられ、家に泊めてもらうことに。リコに触発され、詩織も絵を描こうと高校の美術部を訪れる。そこで出会った同級生のチャラ男・空夫に、半ば強引に入部させられてしまう。今まで将来の夢を考えたこともなかった詩織は、空夫の勧めで美術展に応募することを決意する。一方山田は、違法風俗店のガサ入れ現場で、客の一人に警察幹部がいたことで揉み消しを強要され、仕事への信念が揺らぎはじめる。少しずつ家族になりはじめた二人だったが、ある日、詩織の前に母親が現れて――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつのおすすめあにめ
3
1、2巻のどん底から這い上がったかにみえたが、過去の呪いは続くよどこまでも……。しかしラスト、まさか座間9遺体に接続するとは、あいつそんな大物だったのか。作者が癌になり、未完の名作の仲間入りかと思われたが、治療を終え最終回描き終わったとのこと。よかった。2020/08/08
笠
2
3.5 山田はすっかりしおりの「お父さん」として日常をすごしていた。絵の才能を開花させたしおりは、美術部にも所属し高校にもなじみ始め、淡い青春も始まりそうなタイミングで母親が再登場。「絵」という要素と、母親が毒親になってしまった背景が描かれる。実際シングル世帯は親の負担が大きいのは事実だと思うけど、そもそも結婚する前は避妊しろよって話なんですよ。そこから間違ってる。だけど、この母親の親、しおりにとっての祖父母も毒親だったことが仄めかされているので、もう負の連鎖なんだろうな。現実もそういうケースが多そう。2022/06/19
きのと
1
いやぁほんと表現が豊かで、上辺の面白さとか画面の綺麗さとかは割りとどうでも良くてこういう漫画を読みたいんだけどね2024/01/17
コリエル
1
少しだけ光が差したかと思えば、その傍らに闇が横たわり続ける。淡々と不幸みたいな。あと1冊でまとめるとなると若干駆け足かもしれないが、しおりを苛んだ元凶もそこから彼女を救うのも絵しかないのだということはハッキリ提示されているから何とかなるか。2020/11/26
よた
0
のどがぐっと締まる。のみこめない。見えないことがたくさんあって、見えてることが世界の全部。救ってくれた人に、殺されて、殺してきた人が、救いを差し出す。どっちも、受け取れなくなる。2020/02/02
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