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内容説明
人間関係の基本、それは愛を求めないこと。いつでも、どこでも、誰とでもつながれる時代。しかし、かえって意思疎通がうまくいかないと感じることはないだろうか。「わかってもらえない」といった日常の出来事から、SNSでの炎上、引きこもりなど、コミュニケーションが断絶されるケースが増えている。この問題に、爆笑問題の太田光と霊長類学者の山極寿一が挑む。ときに同意し、ときに相反しながらたどり着いた答えとは――? 私たちは誤解している。大切なのは、「わかってもらえない」ではなく、「わかろうとすること」、そっと寄り添うことなのだ。コミュニケーションに悩む全ての人に贈る処方箋!
目次
まえがき 爆笑問題 太田 光
序章 「新しい」人間の登場――ディストピアへ続く道
第一章 「言葉」が暴走する世界への対処法
第二章 今、失われつつあるもの
第三章 ケンカの目的は和解にある
第四章 「言葉」だけに頼ってはいけない
第五章 「伝える」のではなく、「寄り添う」ことを
あとがき 山極寿一
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃが
55
霊長類学者山極さんと爆笑問題太田さんの対談集。意思疎通ができない・SNSの困難性、引きこもりもあったが、興味深かったのは言葉にも身体性が必要であり、コミュニケーションの分かり合う要素のなる。今は伝統的な「型」を失った、以前には型の中に共感の感情があったし、共有の通念があったのだと。山極さんの言葉が「大切なのは共感と関心なんですよね。共感が橋渡しして関心が相手に向かう気持ちを作るから、お互いに通じ合える。これこそが言語が本来持っている、単に意味を伝えること以上のもっともっと大切な意義だと思いますね。」2020/01/31
けんとまん1007
50
ICTの進歩とともに、SNSに代表されるようなツールが表に立ちすぎていると思っているのだが、それを裏付けるようなお二人の対話。やはり、生の場の重要性は欠くべからずものだと思う。VRとかテキストベースでは伝わらないものが絶対にあるが、今の時代はそれを避けるような風潮が強い。また、コミュニケーションについてもプレゼンテーションの技術ばかりがいわれ、肝心の内容については後回し。それは、自分も痛切に感じている。言葉が無くても伝わるものがあるのだということ。伝えるよりも、わかろうとすること。2020/05/19
おさむ
44
スマホを持たない2人の本音対談。題名通り、ITネット社会となったいまの世界の問題点を突く刺激的な新書でした。身体性を伴わないテキストベースの文字社会は言葉の意味が薄っぺらになる。ゴリラは戦うが、必ず互いにメンツを保ったまま引き分ける。言葉は人間にとって和解のためのツールなのに、ネットでは攻撃のためのツールになり、逆効果。僕らは言葉だけでなく動作を同調させて気持ちを伝えあっている。意味を伝えると同じくらい、気持ちを伝えることが大事‥。やはり山極先生の箴言が心に残ります(太田さんも悪くないんだけどね)。2020/02/05
あまね
29
メモを取りながら再読したいくらいに面白かったです。『ディストピアの原因は、言葉にある』と仰る山極先生。言葉を持ってしまったが故の他人との繋がり、現在の情報化社会、そして人間自体を情報化する未来についての多方面に渡るお二人のお話が興味深くハッとさせられました。2020/02/02
ロマンチッカーnao
28
人類が文字を使うようになって、動物とコミュニケーションをとれなくなったんじゃないか。人間は本来、動物とコミュニケーションをとれた行ったはずってなんかすごい話ですよね。ゴリラ研究の第1人者の山極さんだからこそ言える言葉ですね。ご本人はゴリラの代弁ならできると、しかし、それを人間の言葉にすると陳腐なものになる。コロナ以後のコミュニケーションはどうなるのか。コロナ以前の本だけど、勉強になること多かったです。わずわらしくても人間はやはり会って、話すって行為を無下にはしてはいけないですね。2020/07/01
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