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内容説明
「水」と「茶」くらいしか取り柄のない小さな町は、一大産業である茶園側と、
茶園による水質汚染を主張する“そうでない側”とに分かれて対立を増している。
父親が“そうでない側”の先頭に立つ水野と、茶園のひとり娘で同級生から酷い虐めに遭う茶山。
声をかけあうことすら許されないふたりは、人知れず逢瀬を重ねている……。
クラブ×百合で話題を呼んだ『アフターアワーズ』の西尾雄太、最新作。
ヒリヒリと切実なガールズラブ青春譜。下巻も同時発売。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麦ちゃんの下僕
53
感想は下巻で。2022/12/22
緋呂吉
13
ハマる人ににはガッツリ突き刺さるんだろうなーと。私にはハマらなかったというワケではないです。幼い頃から6期ほど親の選挙に巻き込まれ手伝わされた経験があるのでクソ田舎の候補者に寄生するクソ虫どもの事はよくわかります。共感しかない。ただそんな生い立ちなもので田舎の慣れあいと自他の線引きの無さ顔をつないだ者勝ち派閥間を行き来するコウモリ等、生きづらくて周りにクソしかいない環境は漫画で見せられるまでもなくわかっているので、私はもっと二人がお互いに向ける激しい情熱の部分が見たかった。2022/01/02
ふりや
10
とある田舎町で一大産業となっている茶園のひとり娘の茶山と、父親が茶園側に対抗し町長選挙に出馬している水野。ほんの些細なタイミングから二人の秘密の逢瀬は始まる。さながら『ロミオとジュリエット』の百合版といった趣です。町の有名人の娘であるが故にクラスメイトに目を付けられてしまう茶山、奔放で幼い頃から同性にモテる素質の水野。その他にもいわくありげなキャラクターたちが登場。それぞれの家庭での葛藤、女子校での裏表を使い分けるような交友関係など、思春期の心の機微を丁寧に描いたヒリヒリした心情描写がとても良いです。2020/01/31
プロムナード
7
絵と閉塞感への苛立ちが、感情にささくれをつくる。茶山がなにを考えているのかがよくわからないのに比べて、いじめっ子の會川のほうに人間味を感じてしまう。2020/01/26
浜簪
7
田舎の閉塞感や対立する勢力の心地悪さをこれでもかと押し付けてきます。それだけに二人の逢瀬が艶かしいです。さながら、百合版のロミオとジュリエットのようです。ロミオとジュリエット読んだことありませんが。2020/01/21
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