内容説明
◎「東北まちづくりオフサイトミーティング」を立ち上げ、「地域に飛び出す公務員」の先駆者として知られる山形市職員・後藤好邦氏、初の著書!
本書のテーマは、「自治体職員の生き方」について。
とりわけ、30代からどう過ごし、どう働き、どう生きるかです。
自治体職員は、民と官の立場で「公」に資する人材になることができる存在です。
「官」の立場で、仕事を通じて「公」に貢献することはもちろん、プライベートでも「民」の立場で地域づくりなどの「公」に関する活動に参加することができる。
だからこそ、自治体職員は、自分が「公」や「地域」にどう貢献するか、どう生きるかが問われます。
つまり、自治体職員としての自分の価値を高めるためには、単なる「働き方」を超えて、「生き方」を考え、向き合う必要があります。
この「自治体職員の生き方」を考えるべき時期こそ、多くの職員が壁にぶつかり、プライベートでも変化を多い30代。
また、モノの豊かさを追求した成長社会から、心の豊かさを求める成熟社会へとシフトし、AIをはじめとする大きな変革が迫っている「正解のない時代」だからこそ、自治体職員としての自分がどうありたいかを考え、実践することが求められます。
そこで本書は、「ワーク」「ライフ」「コミュニティ」を好循環させ、正解なき時代に自治体職員が自分と地域の価値を高めるための実践術を伝えます。
未来を見据え、地域に飛び出し、住民の想いや地域が抱える課題、将来ニーズを把握し、時代に合った政策づくりを行うために、必読の一冊です。
目次
員の人生は30代で決まる
01 自治体職員の土台は30代でつくられる
02 改めて自治体職員の魅力を考えよう
03 自治体職員がめざすべき4つの人材像
04 時代の変化を捉えよう
05 ジグソーパズルからレゴブロックへ
06 「未来の常識」を見据えた仕事をしよう
CHAPTER2 30代からのワーク・ライフ・コミュニティ・バランス
01 ワーク・ライフ・コミュニティ・バランスのススメ
02 まずは勇気をもって「知域」にダイブ
03 自分を知り、他者から学ぶ
04 「1週間の時間割」を考えよう
05 自分の時間は自分でつくれる
06 小さなことからはじめる勇気、はじめたことを大河にする根気
07 コミュニティを広げる、つなげる
08 東北OMに学ぶ「チーム力」の高め方
09 「コミュニティ」を「ワーク」「ライフ」に活かす
CHAPTER3 30代からの働き方改革
01 働き方改革の目的は、働き方を変えること
02 仕事のスピードを高める3つのコツ
03 副業から考えるパラレルキャリアの必要性
04 めざせ「認められるマイノリティ」
05 役所の仕事は1人の100歩より、100人の1歩
CHAPTER4 自治体職員が30代で磨くべき仕事術
01 仕事以上に成長できるものはない
02 「できる」からはじめる意識、「できること」からはじめる行動力
03 善例主義のはじまりは、他自治体のTTP
04 他責にせず、自責で物事を考える
05 仕事の「本質」を見極めよう
06 法律の番人ではなく、上手に解釈できる職人になる
07 「説得」ではなく、「納得」してもらう対話力を磨け
08 相手に伝わるプレゼン力を身につけよう
09 調整に欠かせない「4つのワーク」
CHAPTER5 自治体職員が40代以降も輝くための成長術
01 公務員は、45歳から真価を問われる
02 係長で身につけるべきリーダーとしての資質
03 上司からの褒め言葉がモチベーションアップのカギ
04 頼まれごとは試されごと
05 どんなときもポジティブ思考
06 自分ができて、人がやらないことをやる
07 5つの「きく力」を高めよう
08 「真の公務員」をめざそう
感想・レビュー
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まゆまゆ
ひでき
Aka
Masaki Iguchi
どくしょがにがてくん
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