自治体職員をどう生きるか

個数:1
紙書籍版価格
¥1,980
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

自治体職員をどう生きるか

  • 著者名:後藤好邦
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 学陽書房(2019/12発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784313151055

ファイル: /

内容説明

◎「東北まちづくりオフサイトミーティング」を立ち上げ、「地域に飛び出す公務員」の先駆者として知られる山形市職員・後藤好邦氏、初の著書!

本書のテーマは、「自治体職員の生き方」について。
とりわけ、30代からどう過ごし、どう働き、どう生きるかです。
自治体職員は、民と官の立場で「公」に資する人材になることができる存在です。

「官」の立場で、仕事を通じて「公」に貢献することはもちろん、プライベートでも「民」の立場で地域づくりなどの「公」に関する活動に参加することができる。

だからこそ、自治体職員は、自分が「公」や「地域」にどう貢献するか、どう生きるかが問われます。
つまり、自治体職員としての自分の価値を高めるためには、単なる「働き方」を超えて、「生き方」を考え、向き合う必要があります。

この「自治体職員の生き方」を考えるべき時期こそ、多くの職員が壁にぶつかり、プライベートでも変化を多い30代。
また、モノの豊かさを追求した成長社会から、心の豊かさを求める成熟社会へとシフトし、AIをはじめとする大きな変革が迫っている「正解のない時代」だからこそ、自治体職員としての自分がどうありたいかを考え、実践することが求められます。

そこで本書は、「ワーク」「ライフ」「コミュニティ」を好循環させ、正解なき時代に自治体職員が自分と地域の価値を高めるための実践術を伝えます。

未来を見据え、地域に飛び出し、住民の想いや地域が抱える課題、将来ニーズを把握し、時代に合った政策づくりを行うために、必読の一冊です。

目次

員の人生は30代で決まる
 01 自治体職員の土台は30代でつくられる
 02 改めて自治体職員の魅力を考えよう
 03 自治体職員がめざすべき4つの人材像
 04 時代の変化を捉えよう
 05 ジグソーパズルからレゴブロックへ
 06 「未来の常識」を見据えた仕事をしよう

CHAPTER2 30代からのワーク・ライフ・コミュニティ・バランス
 01 ワーク・ライフ・コミュニティ・バランスのススメ
 02 まずは勇気をもって「知域」にダイブ
 03 自分を知り、他者から学ぶ
 04 「1週間の時間割」を考えよう
 05 自分の時間は自分でつくれる
 06 小さなことからはじめる勇気、はじめたことを大河にする根気
 07 コミュニティを広げる、つなげる
 08 東北OMに学ぶ「チーム力」の高め方
 09 「コミュニティ」を「ワーク」「ライフ」に活かす

CHAPTER3 30代からの働き方改革
 01 働き方改革の目的は、働き方を変えること
 02 仕事のスピードを高める3つのコツ
 03 副業から考えるパラレルキャリアの必要性
 04 めざせ「認められるマイノリティ」
 05 役所の仕事は1人の100歩より、100人の1歩

CHAPTER4 自治体職員が30代で磨くべき仕事術
 01 仕事以上に成長できるものはない
 02 「できる」からはじめる意識、「できること」からはじめる行動力
 03 善例主義のはじまりは、他自治体のTTP
 04 他責にせず、自責で物事を考える
 05 仕事の「本質」を見極めよう
 06 法律の番人ではなく、上手に解釈できる職人になる
 07 「説得」ではなく、「納得」してもらう対話力を磨け
 08 相手に伝わるプレゼン力を身につけよう
 09 調整に欠かせない「4つのワーク」

CHAPTER5 自治体職員が40代以降も輝くための成長術
 01 公務員は、45歳から真価を問われる
 02 係長で身につけるべきリーダーとしての資質
 03 上司からの褒め言葉がモチベーションアップのカギ
 04 頼まれごとは試されごと
 05 どんなときもポジティブ思考
 06 自分ができて、人がやらないことをやる
 07 5つの「きく力」を高めよう
 08 「真の公務員」をめざそう

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まゆまゆ

15
30代に役所の外に出ていくきっかけを得て、公務員は民と官双方で「公」に資する人材になるべきとの志を胸に様々なネットワークづくりに取り組んできた筆者による仕事論。公務員は主体性と協同性をもつ人材を目指すべきで、役所内外から信頼を得ること。民の部分であるコミュニティに積極的に関わっていくことで官の部分にフィードバックしていく、という姿勢は凄いと感じる。2019/12/19

ひでき

9
志が素晴らしい。 公務員は官民双方の立場で公に資することができるとのこと。 厳しめに見ると、民の活動に関する記述が弱い。また、自治体を越えたコミュニティを形成したのはすごいが、それがどのように機能し、どのような成果を生み出したかの記述が弱い。 とはいえ、繰り返しになるが志が素晴らしい。2020/11/02

Aka

5
勉強本。ノートにまとめた。2024/08/25

Masaki Iguchi

4
30代に突入した今だからこそ、読んでおこうと手に取った。共感できること、自分が日々心がけ実践していることがたくさん書かれていて、自分の現在地がそれほど悪くないことを確認できたのはよかった。今の自分に足りないのは、外の世界に飛び出していくこと。公務員は、官民両方の立場で公に貢献できる特権があり、チャレンジするために身分保障がある。5年後10年後の未来を常に考え、できることから始めよう。地域に出ていこう、外とつながろう。小さなことから、きっと何かが始まるのだ。2020/09/22

どくしょがにがてくん

3
知人である後藤さんの本。まさに30代に突入した自分だからこそ、これまでの20代の仕事の取り組み方の振り返り&これからの仕事と人生をどう生きていくかを整理させてもらった本。公務員志望の学生や新採用の職員にも勧めたい本。また振り返りたくなった時にゆっくり読もう。2020/07/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14508214
  • ご注意事項

最近チェックした商品