内容説明
「吹奏楽の甲子園」と呼ばれる全日本吹奏楽コンクールをめざす、ひたむきな高校生の青春を追いかけたノンフィクション・ドキュメント第4弾。 今回、実力があるのにコンクールでは涙を飲んできた、そういう高校(吹奏楽部)を前面に押していきます。常連校のようなある意味“でき上がった”子たちではなく、実力はあるのにまだ出し切れていない、その分、どうしてもコンクールに出場したいという闘志がむきだしの熱い想い、狂おしいほどの悩み、そして大きな壁を乗り越えてゆく姿を魅せていきます。 【掲載校】 〇磐城高校(東北) 〇明誠学院高校(中国) 〇伊奈学園総合高校(関東) 〇活水高校(九州) 〇小松市立高校(北陸) 〇八王子高校(関東) 〇東海大仰星高校(関西)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ルート
14
吹奏楽を頑張っている人とご縁があることが不思議と多い。いろいろ話を聴くと、本当に忙しい部活なんだなと思う。朝早くから夜遅くまで長時間の活動で、ホール練なら楽器の運搬もあり。もちろん大変なだけでなく、得られるものも多いようだ。演奏会では、日々の頑張りの積み重なった音色を聴かせてくれる。受験を控えてもぎりぎりまで部活を頑張る吹奏楽部。学校では式典の演奏をしたり、他の部活の応援をしたり、黒子に回ることも多い。だからこそ、私は吹奏楽部を応援したい。2020/03/18
卓ちゃん
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7つの吹奏楽名門高校を取り上げ、吹奏楽にかけた部員たちの汗と涙の青春ドラマを描いている。吹奏楽の名門校はどこも素晴らしいが、何もかもがうまくいっているわけではなく、部員同士のトラブルもたくさん起こしている。それでも、部員たちはそれを乗り越えて、単にいい賞をとるだけでなく、人間として大いに成長している。これからもご活躍を。2020/03/05