講談社文庫 巴里の殺意 ローマ着１８時５０分の死者

著者名：津村秀介【著】

講談社（2020/01発売）

• ISBN：9784062645386

内容説明

横浜で海外旅行添乗員、大阪で若妻、そして東京で元暴力団準構成員が、連続して射殺された。３つの殺人事件を結びつける、凶器のトカレフ。しかし、捜査線上に浮かびあがった連続射殺の容疑者には、海外出張中という完璧なアリバイがあった。浦上伸介と前野美保が、事件を解くカギを求めて欧州へ飛ぶ！　日本と欧州を結ぶエアライン・トリック、長編ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[コマンドー者]

日本からイタリア・パリを結ぶ国際線でのアリバイトリックに挑む浦上シリーズの長編。不可能興味とシンプルだが見事なアリバイトリックが仕掛けられており、津村氏の作品のなかではお勧めできる作品。

2021/09/18