内容説明
人気作「魔法少女育成計画」の遠藤浅蜊による待望の新シリーズです。時は大正。開国以来西欧から流れ込んできた文化や亜人たちが日本にも馴染んできた頃、帝都に突如、謎の半球型建造物「はむすぴあ」が出現する。政府主導の研究機関や軍部の調査により転移装置と判明したが、華族・君小路家のハーフエルフのエアルミアが利用するとなぜか異世界へと繋がってしまい……。果たして、エアルミアは科学者・陸軍などの勢力から逃れ、「はむすぴあ」の真相に迫ることができるのか!? 遠藤浅蜊が贈る大正ロマン冒険ファンタジー。またゲーム化プロジェクトも進んでおり、キャラクターデザインは大人気作『冴えない彼女の育てかた』のイラストレーター、深崎暮人氏に決定。注目の一冊になります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
34
購入につき再読。こうして腰を据えて読むとみなさん気遣い屋にして、大分こじれてることで・・・(確実にこの話で一番まとも枠ザーカット氏)。エアルミア、確かに貴女は上品な芝原海だよ。ゲーム化はいつになることやら・・・。2021/01/07
雪紫
20
立ち読みにて読了。異世界で戦う!大正のお嬢様(結構暴力の匂い)。てっきり香澄とひなはグレースとファニートリックな立ち位置だと思ってたら、まさかのエアルミアが上品な芝原海とか(でも納得)。個性的なキャラによる簡潔に抑えても伝わりやすい心理描写、冒険やバトル(大正時代だよね、これ)、ザーカットを始めとした男達もなかなか良い味。ゲーム決定・・・まさかスマホ(白目)?このラノブログの本編後の日常短編もなかなか良い味(ニヤリ)。しかし、まほいくrestartの漫画版担当海苔せんべいさんが活動してて嬉しい。2020/01/27
alleine05
5
『魔法少女育成計画』の作者の新作ということで喜んで読んでみたけど期待はずれ。異世界転移装置が主題なので異種族共存大正時代という舞台設定が全然いかされていない。また転移先の異世界での冒険もわけのわからない厳しい状況でとにかく生き残ること第一といった感じであまり面白くない。終盤は陰謀阻止に話の主題が移り、この作品何がやりたかったの? という印象。最後の終わり方も消化不良ですっきりしなかった。ゲーム化企画なども進んでいるようだけど、そのためあれこれ詰め込み過ぎで一つ一つが消化し切れていないのではないかと。2020/02/22
DSSD
3
☆☆☆☆☆2020/01/25
菊地
2
独特な世界観構築には感心するものがあったけど、文体が好みと決定的にズレてしまって乗り切れなかった。僕には合わなかった。2020/07/09