内容説明
父がのこした手帖に導かれ、食の冒険へとおもむく朔良(さくら)。終電の向こう側には、彼女の知らない世界が広がっていたーー
「ハタの刺身にまんさくの花 特別純米生原酒」「ローストチキンに志賀高原IPA」「赤鶏塩ユッケに水神 純米大辛口」、「ホッピーにもつ焼き」「カツオの藁焼きに酔鯨 特別純米酒」……今宵も深夜にひとり、舌鼓を打つ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
14
父がのこした手帖に書かれた店を訪ねる朔良。そこで父が飲み、食べた料理を自分も楽しみます。ある時はホッピーデビューし、それに合うもつ焼きに満足し、ある時はビルの高層階のバーでジントニックを飲みながら夜景を眺め、ある時はビアガーデンで、一人、ボリュームのあるチーズ料理を堪能。基本、1巻と大きく変わった所は無く、派手な展開もありません。それでも、朔良が美味しいお酒と料理を味わい、幸せな気持ちになっているというのがしっかり伝わってきて、読んでいて、とても心地いいです(続く 2020/05/15
なつのおすすめあにめ
2
異色の舞城作品(そもそも舞城が異色だが)、その2巻。途中の書き下ろし短編読まないと、舞城が原案だと忘れてしまうのだ。2020/02/21
aof
1
読み終えるのがもったいなくて、ちょっとずつ読んだりしてたけど、ついに読み終えてしまった。 どっか飲みに行きたくなるな。 一人でぽーんと放り出されるみたいに飲みに行きたい。2020/11/16