内容説明
月明かりが照らす深夜に「食の冒険」へとおもむく朔良(さくら)。父が残した一冊の手帖を携え、さまざまな店を巡る彼女が出会うお酒と食事の奥深い世界。そして、初めて知る父の面影――。
原案は『阿修羅ガール』、『好き好き大好き超愛してる。』、『NECK』といった唯一無二の世界観で、読者を魅了する小説家の舞城王太郎。漫画は繊細なタッチに定評があり、グルメ漫画を中心に、作品を発表してきた奥西チエが担当。
『孤独のグルメ』完結から4年。『週刊SPA!』が新たにおくる本格グルメ漫画!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
15
『週刊SPA!』掲載の食べ物マンガ。父の手帖と共に、その手帖に書かれた店に赴き、酒と料理を楽しみ、手帖に感想を書き加える朔良が主人公。訪れるお店も居酒屋、スペイン料理、スーパー銭湯、ホテル、アイリッシュバー等で、そこで飲む&食べるお酒や料理も様々です。朔良が一人で過ごす、静かさが鉛筆での作画にピッタリあっています。第11夜のスーパー銭湯で年越しする回好きです。書き下ろしとして、原作の舞城王太郎の短編小説「様変わり前の京成立石で初めてのハシゴ酒」も収録。とても良かったので、小説『月夜のグルメ』も希望。2019/08/02
aof
3
舞城な感じがあんまりしないけど、おもしろかった。 読み終わるのが勿体ないような感じ。 一人で飲みに行くのは冒険で、わくわくすることなんだと改めて思える。2020/10/23
なつのおすすめあにめ
3
異色の舞城作品(そもそも舞城が異色だが)。2019/07/19
ぴよ(toyoneko)
2
うーん…悪いわけでは無いけどそんなに良くもない。maijo感は無い2023/10/14
祐樹一依
2
【○】鉛筆描きだ。舞城氏が原作、こんな話も書けるのね…(いまだに奈津川兄弟の印象が離れない)。2019/12/19