東京裏23区

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東京裏23区

  • 著者名:本橋信宏
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • ミリオン出版/大洋図書(2019/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784813022817

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内容説明

全世界で記録的大ヒットを飛ばした『全裸監督』原作者、本橋信宏の最新作。

消えた売春街、奇妙な殺人事件、裏路地に埋まった闇を歩くダークツーリズム。
あなたが「住みたい街」の正体とは。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

58
取り上げている事件は焼き直し感は否めません。それでも、ここにあげられた事件は、生々しく人間くさい。それにしても東京23区、事件が多いものです。いつどこで、事件に遭遇するのかと思うと落ち着かない気持ちです。確かに、人のいない地下道なんか嫌な空気を感じます。2021/01/15

あじ

39
東京23区をつたい歩き“土地の暗部”を洗い出す。誘惑する魔物、暗躍する死神、愛欲の女神、、卒塔婆が乱立するメトロポリス東京の履歴。置き去りにしてきた思念の吹きだまりが私を拐い、回想の渦へと突き落とした。人一倍“時代”に協調してきた私だから、危うく取り込まれそうになった。【Netflix】から全世界に配信された『全裸監督』──原作者として一躍知られるようになった筆者の最新刊。◆皓星社紙礫シリーズに「色街旅情」という書籍あり(※本橋信宏/編)。異色のアンソロジーは私のお気に入りだ。2020/01/26

aloha0307

32
本書を概括すれば、過去の壮絶な事件のあった場所は今はこういう風になってます...ということなのだが、本橋さんの情感たっぷりの筆力ゆえのしみじみ滲み渡る文体は、読んでいて心地よかったなあ✿ 東京はこんなにも秘密に満ちた街だったのか...凄惨な事件は日常の暮らしと背中合わせなのだね。 2020/11/15

きあら

21
東京23区全ての区の路地裏のダークゾーンを歩いたルポで、実話ナックルズでの連載をまとめた本。かつての花街、事件現場、怪し気な裏路地。光あるところには、影もある。もうちょっと裏の世界を深く切り込んだのも読んでみたいけど、退屈しないで読めた。2022/11/01

わんつーろっく

17
今再開発中のエリアに19世紀には娼婦が立っていた、そうゆう時代背景と歴史の痕跡を辿ったり、事件現場を歩くダークツーリズムというものがあるらしい。せっかく忘れようとしている殺人事件なのに、なんで余計なことをしてくれるのかと思いつつ、生と死が隣り合わせのメトロポリタン、ドキドキしながら東京の裏社会に連れて行ってもらった感。空間機能を一つに決める街は活性化していかないって、都市社会学の准教授との対談も興味深かった。殺人事件現場の描写はギョッとするので、寝る前に読まないほうがいい。2021/02/11

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