内容説明
１２世紀初頭のフランス、ブルゴーニュ地方。孤独な騎士イヴ・ド・サン＝ルーのもとに、女が訪ねてきた。粗末な衣服に器量も人並みだが、紛れもない貴婦人のようだ。その証拠に、瞳は知性をたたえて輝いている。ガブリエル・ド・ペリコーと名乗るその女は言った―指揮官を失った前ペリコー領主の事を、あなたに率いてほしいのです。ある強欲な男に奪われた、わが領地を取り返すために。もしも願いを叶えてくれたら、私をあなたにさしあげましょう。
著者等紹介
デラクロワ，クレア［デラクロワ，クレア］［Ｄｅｌａｃｒｏｉｘ，Ｃｌａｉｒｅ］
１９９３年『汚れなき薔薇』でハーレクイン・ヒストリカルよりデビューし、まもなく歴史物の分野でトップ作家となる。ヨーロッパの広い範囲を舞台にしたファンタジックな作風が特徴。カナダのトロント在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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くろうさぎ
1
ヒロインはあまりにも何度もヒーローを拒否したので、ちょっとかわいそうでしたね・・・。いくら、父のことがあったとはいえ、、しかし、ヒロイン亡夫についても、あまりにも鈍感だったんじゃ・・・・。あまりにも初心だったんですね・・・・。ヒーローはとっても生真面目で高潔でしたが、ヒーロー兄弟のい父はとんでもない人間だったようですね・・・。なんでなんだろう？？2012/01/02
早川珠生
1
卑怯な手で城主である夫を殺され子どもを人質取られた未亡人が領内一の騎士に協力を要請するところから話が始まる 無口だが誠実な騎士と果敢に困難に立ち向かう未亡人の二人はとにかくちゃんと言葉にしないと伝わらないから痴話喧嘩を繰り返していて 子どもと城を取り返した後もお互いのトラウマにも向き合ってた 今まで読んだ中でこの騎士が一番不器用でひた向きでストイックだった2011/05/16
nayui
0
★★☆☆☆
