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内容説明
【電子限定!描き下ろし特典ペーパー収録】1996年、日本。1人のフランス人が成田空港に降り立った。フランス生まれフランス育ちのフランス人女性・カレン(26)。パリのテレビ局で技術部長として日々奮闘する彼女が5週間の長期休暇の先として選んだのは、それまで全く縁もゆかりもなかった国――日本だった!軽い気持ちで訪れた日本で、彼女の人生は大きく変わる。清潔な空港、定刻通りに動くシステム、雑多な渋谷の街並み、ガングロギャル、山手線のアナウンス、ガラケーとiモード、歌舞伎、着物、ウォシュレット……。彼女を魅了した様々な「日本」は、意外にもあなたの傍にある。主人公カレンの日本との出会いから、日本人との結婚、母国と全く違う日本での育児に奮闘するまでの23年間を描く、ちょっぴりノスタルジックな異文化エッセイ漫画!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
33
夫も彼女のツイッターをフォローしていますが、まんがは初読み(あれだけ子育てマンガ面白いよ、と勧めたのに読まなかった)。彼にしては驚異的なスピードで笑いながら読み終え、「子育てマンガはどこ?」…なんかむかつく。家事をしている自分の横で「デュラン教授の女の社会進出」を語りはじめ…なんかむかつく。自分はフランスに帰国してはフランスのシステムにイライラするカレンさんが笑えて好き。2021/08/18
にゃんた
27
西さんのパリ本にモンプチそしてこのカレンさん本を読了。カレンさんのキリッとパワフルな感じがやっぱり好き。真面目で、日本や母国フランスをよく見て様々のことを思う。彼女の視線で物を見る楽しさを満喫した。続編希望。2020/08/14
みやしん
25
気障ったらしく言うと、運命に導かれて日本に降り立ったカレンさん。基本的に日本を誉める内容だから少しくすぐったいが、当たり前にある日本の特に育児・窓口サービスの良さに気付いてくれた事は日本人として誇らしい。反面技術を過信し過ぎるという指摘も頷ける。フランスのサービスの悪さとデモの過激さを嘆くが、同時に息子達にフランスを愛して欲しいと願う気持ちもまた尊い。在日フランス人視点で日本へ不足点も聞いてみたい。2019/12/10
ユウユウ
19
#読了 〝あなたが恋してくれた時に戻りたい〟 ここで日本に恋してくれた女性は今どんな気持ちで、日々の情報を呟いているのだろう。 そう思うと胸が痛い。2021/08/05
あや
16
1990年代の日本の良さが描かれていると思う。iモードがアップルやグーグルの研究の基礎になっているという視点がとてもうれしかった。フランス人に日本の良さを指摘されるとうれしいのはなぜだろう。2020/04/12