一二三文庫<br> 厨娘公主の美食外交録(一二三文庫)1

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一二三文庫
厨娘公主の美食外交録(一二三文庫)1

  • 著者名:藤春都【著】/ゆき哉【装画】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 一二三書房(2019/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784891996062

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内容説明

西洋列強に敗戦し、風前の灯となった崑崙国。皇帝の〝不吉〟な双子の妹である麗月は、ひょんなきっかけから敵国であるプロ―ジャ帝国の大公・フリートヘルムと協力することに。料理の腕を買われた麗月は、伝説の〝厨娘(チュウニャン)〟として祖国の命運を賭けた食卓外交を繰り広げることになるのだった―。西洋列強の公使たち、傀儡の皇帝、権力を握る聖太后、そして暗躍する謎の影……!美形だけど嫌味な大公殿下・フリートヘルムとともに、麗月は祖国を救えるのか! 中華×グルメ×政治×イケメン?! 厨娘公主による美食外交が今、ここに始まる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アイシャ

28
戦争に負けた崑崙国は『食卓外交』によって戦勝国による分割を防ごうとする。中心には双子は不吉とされ市井に育った崑崙国の皇帝の妹麗月が。プロージャ国の大公フリートヘルムの協力を得て麗月の料理人としての挑戦が始まる。フリートヘルムはかなりのイケメンなのに口が悪い皮肉屋。人間関係の難しい宮中にあって料理好きで天真爛漫な麗月はそんな大公にも少しもひるまない。政治の駆け引き、祖母聖太后による陰謀と、なかなかヘビーな内容。敗戦国は果たして料理の力で生き残って行かれるのか?難局を乗り越えて育まれる二人の愛情が微笑ましい。2020/08/13

那由多

20
義和団の乱をモデルにしてて、『蒼穹の昴』や『珍妃の井戸』を思い出した。各国との接待で料理が活用されてる場面が少なく、フリッツと気持ちが近づくエピソードにも一押し足りないが、悪くはない。麗月がフリッツの国で活躍する姿も見てみたかった。2022/11/08

しましまこ

15
ご飯買い。2019/12/14

8
コミカライズで知り、原作があるとのことで読んでみた。面白かったけど、「食卓外交」と言う割には料理で国を救った感が薄かった。戦況をひっくり返した位のエピソードが欲しかったな。最後も良かったけど、そこまでに行く過程をもう少し書いて欲しかった。2023/08/03

takave

3
列強との戦争に負け滅亡寸前の大国の命運を繋ぐために食でなんとかしようとする話。どうしようもなくなった時点からスタートする話は好き。2020/01/18

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