内容説明
冒険小説の王者、クライブ・カッスラーのトレジャーハンター、ファーゴ夫妻が秘境を駆ける!
モロッコで墜落した飛行機。発見された暗号に導かれて、新たなる冒険が始まる!
ファーゴ夫妻の元に、財団の調査主任セルマの親戚にあたる兄弟がモロッコで行方不明になったとの知らせが舞い込む。二人が調査していたのは第二次大戦後にナチスの残党がヨーロッパから脱出する際に使用した“逃走経路(ラットライン)”と呼ばれるルートだった。現地に飛んだ夫妻は、謎の勢力からの妨害を受けながらも、なんとか二人を無事救出することに成功。さらには兄弟が調べていたナチスの墜落機にあった暗号の書かれた手紙と地図を手に入れる。そこからは〈ロマノフの身代〉という言葉が浮上して……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中島直人
5
読了2020/01/04
こーらすまま
3
若い頃ダーク·ピットに夢中になった私ですけど、母になり守りに入ったのか冒険心を失っておりましたよ。20年ぶりに読むカッスラーさんのなんと面白いこと!ナチスに奪われたロマノフ王朝のお宝をめぐるナチスの子孫とロシアの美人マフィア(性別やルックスを話題にしたら怒られるかしら?)とトレジャーハンターのファーゴ夫妻の三つ巴の戦いよ。でももっと深ーい謎がありそう!下巻が待ちきれなーい。2020/06/20
コブタ
3
今回はプロローグが短く直ぐに本篇。本篇もテンポが良く章の区切りも短くて読みやすい。ロマノフの身代を探しに下巻へ。2020/04/11
atsut101
0
ファーゴ夫妻の元に、財団の調査主任セルマの親戚にあたる兄弟がモロッコで行方不明になったとの知らせが舞い込む。二人が調査していたのは第二次世界大戦後にナチスの残党がヨーロッパから脱出する際に使用した"逃走経路(ラットライン)"と呼ばれるルートだった。現地に飛んだ夫妻は、謎の勢力からの妨害を受けながらも、なんとか二人を無事救出することに成功。さらには兄弟が調べていたナチスの墜落機にあった暗号の書かれた手紙と地図を手に入れる。そこからは〈ロマノフの身代〉という言葉が浮上して、新たな冒険が始まるが。面白かった。2021/01/11