イギリスのお菓子とごちそう アガサ・クリスティーの食卓

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イギリスのお菓子とごちそう アガサ・クリスティーの食卓

  • 著者名:北野佐久子
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 二見書房(2019/12発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576190310

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内容説明

英国の物語を彩る美味!
アガサ・クリスティー作品に登場するイギリスの食を解説。

ポアロやミス・マープルの作品に登場するイギリスのお菓子やごちそうを詳しく知ることで、作品をより深く味わい、イギリスの食文化を楽しく学ぶことができる一冊です。

執事が焼くクランペット、メイドがほおばるスコーン
老嬢が懐かしむシードケーキ、紳士をもてなすプディング
少年の大好物のリンゴのメレンゲ、女主人が采配するブレッドプディング
警部をもてなすアップルタルト、貴族の館のカスタード
料理女がほおばるロックケーキ、家族で囲むクリスマス・プディング
迷宮入りのトライフル、探偵が捜査するジンジャーブレッドのレシピ
従僕が焼く糖蜜タルト、貴婦人が作るサンドイッチ……etc.

◎ミステリーにちなんだレシピ付き。
◎アガサ・クリスティーが晩年に住んだグリーンウェイの屋敷の食器、キッチン、テーブルセッティング、庭など貴重な写真満載。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けろりん

57
アンティークのティ―セットにカトラリー、美しいお皿に盛られた英国伝統のお菓子。素敵な午後のお茶の設えに心惹かれて手に取りました。アガサ・クリスティーの作品に登場する数々のご馳走が、美しい写真と、それにまつわる著者の思い出やレシピと共に紹介されています。定番のスコーンや、アップルパイは是非作ってみたいけれど、スペルト小麦や調理用のりんごなど、日本では入手困難な材料があるので、現地で素晴らしい調度品に囲まれて頂く日を夢見て、お味を想像するのにとどめました。旅に出たいという思いをそそられる一冊です。2020/02/16

34
アガサ・クリスティーの作品に登場するたくさんの料理やお菓子を、作品ごとにカラー写真で紹介しています。小説の中ではどんなものか想像するしかなかった、あまり馴染みのない食べ物の数々。ひとつの料理をとっても時代背景との深い関わりがあり、クリスティーが過ごした当時のイギリスの生活に思いを馳せる楽しい時間でした。まだまだたくさんある未読作品を読むのが楽しみになりました。2019/05/14

ごへいもち

30
バターやクリームを使った私好みの食べ物が満載。クリスティ所有だったグリーンウェイの家は本当に美しく保存されている。著者はミステリ好きではないらしくネタバレがあるのでクリスティ未読の人は要注意。シラバブがクリスティのお得意料理だって?それ料理なの?2019/09/26

はるき

24
 クリスティは事件はもとより、英国の諸諸もまた魅力的なんです。憧れ補正が加算されますが、やっぱり良いな。2021/01/02

ねむ

21
アガサ・クリスティの本に出てくるお菓子や食べ物に関する蘊蓄や歴史、レシピなどを紹介しながら、幅広くイギリス社会での食にまつわるエピソードをまとめたもの。一見素敵なのだけど、本文で大きく取りあげられている素材なのに写真がない、とか、あっても容器の写真でそのもの自体の姿形がわからないなど、いろいろとかゆいところに手がとどかない読書体験であった…。元は雑誌の連載とはいえ、あまりに誤字脱字が多くて、校正校閲が一切はいっていないのが透けて見え、しまいには事実関係も合っているかどうか疑いの目を向けてしまった。残念。2023/01/19

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