講談社現代新書<br> 腰痛は歩いて治す からだを動かしたくなる整形外科

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紙書籍版価格 ¥990
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講談社現代新書
腰痛は歩いて治す からだを動かしたくなる整形外科

  • 著者名:谷川浩隆【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 講談社(2019/12発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

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内容説明

最近、NHKの健康番組などの多くのメディアで新たな腰痛治療法として脚光を浴びているのが整形外科医と精神科医、理学療法士らが連携して「認知行動療法」などの新しいアプローチで治療を行う手法。

精神的ストレス、うつ状態、不安感などの心理社会的原因もからみ、整形外科医単独ではスパッと治せなかった腰痛の改善に大きな効果があるようです。

本書の著者は整形外科医でありながら精神科、心療内科を学び、いち早く「心療整形外科」の重要性を提唱してきた第一人者。患者さんの心理面にも詳しい整形外科医だからこそ築ける「患者さんと医者の治療同盟」によって、ウォーキングを推奨し、慢性的な痛みに悩む多くの患者さんを救ってきました。現在はピンピンコロリ運動で有名な長野県の人気整形外科クリニックで、日々多くの患者さんと向き合っています。

コロンブスの卵的手法を具体的な治癒例を交えて明かした一冊です。

「腰痛、肩こり、関節痛は、認知行動療法ほかで患者さんのこころの持ちようを切り替えれば、自分で治せるケースがたくさんあります」「こころを切り替え痛みを軽くするには、自己治癒力を高めるために、まずは少しでもウォーキングを始めることです」「からだは動かさないと痛くなるようにできています。腰痛、肩こり、関節痛は動かさないと治らない。今日から始められることが必ずあります」「原因にこだわらない、未来を考え過ぎない、決めつけない、あせらない、諦めない」「腰痛でしてはいけないことは『してはいけないことを考えること』」「アンチ・エイジングからアジャスト・エイジングへ。ピンピンコロリ運動は前向きな人生を送れるから素晴らしい」

などなど、著者の医者歴30年の経験と理論に裏打ちされた、腰、肩、ヒザなど運動器の痛みを解決する、刺激的でいて優しい、具体的方策と心理的アドバイスが満載です。

現役の整形外科医として、「なぜ医者なのに、すぐ私の痛みの原因がわからないのか? すぐに治せないのか?」「痛み止めの薬を出され様子を見ましょうと言われたけれど、もっと根本的な治療をしてほしい」「ずっと電気治療をやらされているがいつまで続ければ治るのか」「MRIを撮って手術をしたけれどそれでも痛みが消えない」といった患者さんが整形外科に感じる疑問、不信感などについても、しっかり解説しています。

「腰痛は〇〇をやるだけですぐ治る!」といった、今まで話題になった多くの治療法を実践しても、痛みが解決しなかった方。あまり痛みがよくならないのにずっと整形外科に通い続けている方。そしてそんな悩みをかかえているご家族をお持ちの方。是非この本を読んで少し気持ちをラクにして動き出してみてください。

痛みがきっと軽くなっていくハズです。

目次

序章  慢性の腰痛には「ストレス」や「不安」が関与する/ウォーキングだけで腰痛がなくなった!/心療整形外科で腰痛、肩こり、関節痛が治る/整形外科では治らない腰痛、肩こり、関節痛に取り組んで/こころにうまくアプローチすると自己治癒力が生まれる/今日から始められることがある
第1章 心療整形外科で腰痛、肩こり、関節痛を治す
脊柱管狭窄症でも「歩かなくてはダメなんです」/歩いてみたら絶望から抜け出せた/心療内科を学んだ整形外科医だからできたこと/整形外科は運動器科/運動器痛は「動かして治す」/動かせば、からだとこころの悪循環は断てる/こころに対する治療が有効/腰痛に効く「認知行動療法」/抗うつ薬、認知行動療法を試さないのはもったいない
第2章 自律神経がわかれば痛みは減る
肩こりをすぐに治す手段がないことがわかったらよくなった/秘めた「怒り」の感情が痛みの原因に/自律神経が「こり」のカギ/自律神経はこころとからだをつなぐネットワーク/「異物」との間に生じるストレスと、うまく折り合う/破局的思考は痛みを悪化させる
第3章 マインドフルネス・ウォーキングのすすめ
腰痛でしてはいけないことは「してはいけないことを考えること」/問題は棚上げする/からだは動かさないと痛くなるようにできている/マインドフルネスで「今だけ」を感じる/痛みへの不安、痛みの原因を考えない/腰痛に「つきあう」のではなく、見つめる/からだは、そう簡単にこわれない/マインドフルネス腰痛体操/マインドフルネス・ウォーキングのすすめ/肩こりもマインドフルネスで動かす/肩こりの原因ストレートネックも自分で治せる/ヒザ痛にもマインドフルネスは有効
第4章 「病名」に惑わされるな
意外な脊柱管狭窄症のガイドライン/MRIで狭窄があっても腰部脊柱管狭窄症とは限らない/所見と病名は違うもの/病名は保険のためにある?/病名に人生を支配されるのはもったいない/分離症でもすべり症でも「動かす」
第5章 「良医」にかかるには
医者はなぜ腰痛の原因を教えてくれないのか/新・腰痛診療ガイドラインの読み方/医者が「炎症」「血流」を持ち出す理由/どうせなら治療同盟を結ぼう/薬がよく効く医者/「手術は成功しました」と言う医者はあり得ない/手術の結果を判断するのは患者さん/痛みは自分にしか測れない
第6章 決めつけると治らない
「今どきのお年寄り」は悲観的?/「年のせい」「一生治らない」と決めつけない/加齢に伴う痛みへの対処法/アンチ・エイジングからアジャスト・エイジングへ/ピンピンコロリ運動で前向きな人生を/朝、10分だけ痛い腰痛を治すには/痛み止めの薬は一時的に痛みを止めるだけ?/腰痛に最も効く薬
第7章 医者との幸せな関係をどう築くか
「標準治療」こそ最良の治療/新・ガイドラインでも認知行動療法は有効/「メディカルコレクトネス」への疑問/ネット時代の医者・患者関係/間違いだらけのインターネット情報/宙ぶらりんな状態に耐える力/受容することの大切さ
ほか