内容説明
私たちは、生きているあいだは、みな「人生仮免許」なのだ。いつでも試されているのだ。しかし、若い人たちには、豊饒(ほうじょう)な歳月がまっている。なんとリッチなことか。時間があれば、やり遂げられないことは、何ひとつない。自信をもって、進みたまえ。たくさんのアンコールの声に応えて、素晴らしい人生訓が、装いもあらたに登場! 辛口、だけど、あたたかい、珠玉の名言集がよみがえる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いのふみ
3
常盤新平氏の解説にすべて言い表わされている気がする。サントリー宣伝部の山口瞳が新成人や新入社員のために小文をものす。それまで「おじさん」と見なされていた作者の文章に若者たちがジンとくる。これだろう。ときにぶっきらぼうに映るが、その文章には含羞があり、若者たちと正対し高いところまで引き上げる熱がある。2016/02/04
Koji
3
ほとんど時代を感じない内容。私の感覚が古いのか?2015/12/29
ママ
0
もうずいぶん前に、毎年成人式と4月1日(入社式)の日にサントリーの広告が新聞掲載されていました。山口さんが亡くなってからも、伊集院静さんが書いていた時期もあったと記憶しています。 成人してお酒飲めるようになったときは嬉しかった。父より強いと知ってショックでしたが。
緋座零
0
新聞のコラムに出てたので読みました 作者が最近の若い人は分からないといった若い人よりも更に一世代下だろうけどなんだかとっても共感できる 広告のあたりがすごく好きだ 新入社員諸君!その2 苦しみつつ、なおはたらけ、安住を求めるな、この世は巡礼である2012/04/21
neba3
0
誠実に生きなきゃと思わせてくれます。2011/09/18