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内容説明
桜ゆうが体験した, 「魂の記憶」を再生する物語。殺したいほどの父親への嫌悪感はどこから…『ヒプノセラピー[因縁編]』。著者は実習で《幼少の自分》と出会い、やがて, 《高次元の自分》と出会う…『ヒプノセラピー[実体験編]』。原因不明の恐怖感に苛まれる相談者…過去世には避けようが, なかった悲劇が…『ヒプノセラピー[悪因縁編]』。IT企業に勤務するものぐさなOLには汚部屋で孤独死する,未来しか見えない…『ヒプノセラピー[未来巡行編]』。絶叫と暴言を繰り返す相談者…その原因は昏(くら)い過去に…『私じゃないんです』。相談者が女優を目指した「ほんとうの理由」…『将来なりたいもの』。不妊に悩む夫婦の過去世での壮絶な関係…『子殺しの罪』。桜ゆうが体験し現場で見た、深くて怖いエピソード7話を収録!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
澤水月
9
客を催眠状態に置き、幼時さらに遡り「前世」へ、時には未来へ（やる気薄いOLはゴミ屋敷で孤独死のリアル！）。正直危なっかしくハラハラ！ 「精神科・心療内科への通院・投薬者はお断り」、却ってヤバ感。不謹慎ながらそれだけに覗き見るだけなら実に絵も話も描写エグく興味深い。ケースは美女が腐りゆく様を見せる九相図そのものな話や夏目漱石『夢十夜』にある因果応報ネタに似た仏法説話的な部分と、現代的な部分（一人老いて定年を誰にも祝われず名札を一人外す初老女性が描かれるのは一昔前なら考えられない！）とが混じる（コメントへ続2019/12/19
蒼式部
2
ヒプノセラピーについて興味があった。私は今まで自分のメリットとなる部分しか見てなかったが、考え方を変えデミリットな部分を見てみようと思い、この本を手に取った。とにかく一言で済ませないほどの、【恐ろしさ】興味心で覗いたとして、無知なぶんだけ損をすると学んだ一冊。過去のことは変えられないが、未来は無限の可能性に溢れている。受け入れることが大切だと思い知らされた。ますますヒプノセラピーに興味が湧いてきた。2020/01/25
青音
0
★★★★☆【Renta】でレンタル2023/05/04
