内容説明
昭和2年開業の銀座線から平成20年開業の副都心線まで。TOKYOを地下から支える巨大ネットワークを深掘り! 9つの路線を運行し、総営業キロは195.1キロに及ぶ東京メトロ。
都心の地下にこれだけの鉄道システムを作り上げるには、膨大な時間と人、最新の技術が注ぎ込まれている。
複雑な鉄道ネットワークを維持する東京メトロの「すごさ」を、実際に見たり感じられるポイントを中心に、利用者の立場から詳しく紹介する。
■著者紹介
土屋 武之(つちや たけゆき)
1965年生まれ。大阪大学文学部卒。『ぴあ』編集部などを経て、1997年よりフリーのライター。著書に、『ツウになる!鉄道の教本』(秀和システム)、『JR私鉄全線 地図でよくわかる 鉄道大百科』(JTBパブリッシング)、『まるまる大阪環状線めぐり』(共著・交通新聞社)、『新きっぷのルール ハンドブック』(実業之日本社)など。
目次
●目次
第1章銀座線日本初の地下鉄に刻まれた「歴史」第2章丸ノ内線地形に沿って走る「サインウェーブ」
第3章日比谷線営団における相互直通運転の嚆矢第4章東西線日本屈指の混雑路線ゆえの苦労
第5章千代田線新技術を本格的に採用第6章有楽町線独立線区から複雑な相互直通路線へ変貌
第7章半蔵門線相互直通運転の新スタイル第8章南北線フルスクリーン式ホームドアを導入
第9章副都心線唯一「都心」を通らない最新路線第10章日々進化を続けるサービス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
14
路線が変わるとテクノロジーも変わる。先進性がある。2022/09/30
雲をみるひと
11
東京メトロの各線の歴史を紹介したトリビア本のようなジャンルのもの。各路線の情報がよくまとめられている。2019/05/19
たか
6
副都心線、南北線はあまり乗ったことないから飛ばしました…2019/08/20
三色かじ香
5
地下鉄を作る時に気を遣っている部分がよく分かりました。元からある地下鉄路線だけでなく、首都高や地上の建築物に、シールド工法が一般的になる前の開削工法では地上からの深さに気をつける必要があることを知りました。また、企画当初に、乗り入れ路線や新駅などどこまで予見があって気を配られてたかが興味深かったです。2020/09/22
ゆうき
4
半蔵門線は銀座線の複線 東西線は総武線の複線2020/05/24