文春e-book<br> 日本の戦後を知るための12人 池上彰の<夜間授業>

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文春e-book
日本の戦後を知るための12人 池上彰の<夜間授業>

  • 著者名:池上彰【著】
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • 文藝春秋(2019/11発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/27)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163910611

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内容説明

現代日本を形作ったキーパーソン12人を語りつくす!
田中角栄、渡邉恒雄、ホリエモンに池田大作、上皇陛下まで……、毀誉褒貶ありつつも戦後日本を決定づけた人々を池上解説。

2018年から文藝春秋西館で行われた「〈夜間授業〉池上彰“戦後”に挑んだ10人の日本人」をもとに構成・編集。講義で実際に出たQ&Aも収録し、改めて基本から現代史の重要人物たちを知ることができます。
「戦後日本」に対峙し、変革をもたらした型破りな人々の“功罪”で学ぶ現代史講義。

第1回 田中角栄 今、見直される理由
第2回 江副浩正 情報社会の開拓者
第3回 小泉純一郎 断言する“変人”政治家
第4回 中内功 価格破壊の風雲児
第5回 渡邉恒雄 読売帝国の支配者
第6回 堤清二 詩人経営者の血脈
第7回 村上世彰と堀江貴文 金儲け至上主義と国策捜査
第8回 石原慎太郎 暴言と思いつきの長期都政
第9回 池田大作と創価学会 政教分離と自公連立
第10回 上皇陛下と上皇后・美智子さま 象徴天皇としての試行錯誤
(目次より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡本

114
ビッグネームがずらりと並ぶ中、興味のある人の名も多かったので購入。12人とも綺麗な面だけでは無く、功罪併せ持つ各界の著名人達。存命の方々も取り上げており、彼らの死後にどういった評価が成されるのか楽しみ。タイトルにもある通りに池上さんの講演が基になっており、あとがきでも書いてるけど、触れづらい面々を取り上げる時の緊張感が凄かったんだろうなと。2020/02/24

白玉あずき

43
読友さん一押し本。「毀誉褒貶」の戦後著名人紹介だが、池上フィルターがだいぶ厚そうなので、程よく受け取っておかなくては。あまり存じ上げない渡邊恒雄氏に関しては、現在マスコミにお名前が出てくることも無い?ので、まだ君臨しておられるのかと驚いた次第。生涯一ジャーナリストとおっしゃるなら、現実の政治と距離を置くべきだったのにね。その他世間知らずの傲慢野郎やら、共感性ゼロの自己中やら、池上さんもっと叩けよーと言いたくなる嫌なオヤジが次々。でもそうやって、人に代理で叩いてもらおうとする自分の根性が情けないわ。しょぼん2020/02/26

Nobu A

31
数え間違いがなければ池上彰著書3冊目。本文にある「それぞれの時代によって人間の評価は変化する」が胸に響く。そして、歴史を俯瞰できる碩学な著者が戦後大きな影響力があった12名を紹介及び考察。とても興味深く、時には面妖で、私の中でも数名の評価が変わった。また、初耳も多く非常に勉強になった。各人との関係性の小噺も乙。上皇陛下と上皇后を除く、政財界の10名は功罪両面を検証してこそ正当な評価が出来る。大きな足跡を残した人ばかり。個人的には堤清二の人生に魅力を感じた。天真爛漫な石原慎太郎も認める説明上手な池上彰。2022/02/28

mintia

30
12人の人物の善悪が書かれてあり、読み応えがあった。ただし、石原慎太郎については悪い点しか見当たらなかった。2020/03/14

じんべえざめ

25
江副浩正や堤清二など、その功罪を詳しくは知らない人物にも、スポットが当てられていて、とても勉強になった。改めて池上彰の取材力と知識の幅には感嘆させられた。このような夜間授業がもしも今後開催されることがあるならば、ぜひ参加したい。日本の戦後を知るための12人。選び方が秀逸だ。皆さんは誰を選びますか?2020/05/17

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