内容説明
夏のある日、王宮筆頭魔法使いで最強の旦那様であるエディとの間に授かった双子を出産したフィリミナ。彼女は、かわいい双子の存在に日々喜びを噛みしめつつ、とある難題に悩まされていた。それは、双子の妹が生まれながらに精霊に愛されているせいで、精霊に嫌われているフィリミナが我が子に近づけないというもので――。「小説家になろう」でも大人気シリーズ、待望の書籍完全書き下ろし第9弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
霖 - rin -
8
Kindle…久しぶりに日常+少し波乱くらいの比較的穏やかな展開だった。いや、穏やかではないんだけど、他を考えると圧倒的にマシというか…。やっとランセント家のエージャと子供たちがみれて良かったかな。2024/03/23
さーさん
4
エストレージャを息子に迎え、新たに双子も誕生して幸福に包まれるフィリミナとエディエギルズ。しかし精霊に愛された双子をフィリミナが抱けない事態に陥るシリーズ9巻。子供達3人と新たな家族の形を作っていく巻。フィリミナ以外誰も見なかったエディエギルズが立派に父親をして、エストレージャに頼ってもらおうとする姿は感動もの。毒舌がすっかり鳴りを潜め素直に愛を語れるようになるとは。フィリミナとエディエギルズのデートもむず痒いほど溺愛ぶりだった。みんながエストレージャを温かく家族として受け入れている様が何より幸福な情景。2024/09/06
史
0
家族。兄妹弟。2020/10/02