講談社文庫<br> 大江戸ミッション・インポッシブル 顔役を消せ

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講談社文庫
大江戸ミッション・インポッシブル 顔役を消せ

  • 著者名:山田正紀【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2019/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065174388

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内容説明

南町奉行所の最底辺、牢屋見廻り同心・川瀬若菜に吉原随一の花魁から相談が舞い込む。英国人の恋人からプレゼントされた大切な指輪が盗まれたという。江戸の二分する泥棒寄合・川衆の棟梁という素顔を持つ若菜は、盗難事件の背後に、天敵陸衆の蠢きを察知する。天保の江戸を舞台に華麗な殺し合いが今始まる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

66
かなりの曲球な一作。タイトルから時代ケイパー小説か?と思い手にとったが、読んでみれば、もっとフリーダムな内容だった。主人公・川瀬若菜の性格や立場には二面性があるし、他の登場人物らも一癖二癖どころじゃ済まない濃い面々。裏稼業の世界の住人たちの凄絶な殺し合いが続いていく。山田正紀作品を久々に読んだけれど、文庫書き下ろし時代小説とはいえ、定番の展開で安心して読ませる内容には仕立ないのが、流石。必ず変化球が飛んでくる。先が読めないし、夜の暗闇を疾走するかのようなダークさがあった。早くも来月、続刊が出るので期待。2019/11/25

ひさか

21
2019年11月講談社文庫刊。書下ろし。シリーズ1作目。異能力を持ったふたつの集団のぶつかり合いの伝奇ストーリー。盛りすぎな感もあるが、それなりに面白く、楽しい。2021/02/28

LUNE MER

17
タイトルから、お江戸を舞台にしたスパイ大作戦的な物語を想像していたのだがちょっと違う。少し読んでいるとなんとなく必殺!仕事人的な雰囲気も感じるのだが、これもまたちょっと違う。ラストの闘いで「一人でも残してしまうと延々復活されてしまうので三人を同時に倒さなければならない」という実行不可能チックな悪条件をいかにクリアするか?という展開は面白かったが、全体としてはどこか胸躍り切らない中途半端な気分で「次回に続く」で終わってしまった印象。2020/08/17

Kira

10
図書館本。初読みの作家さん。面白すぎて一気読み。昔から名前だけは知っていたSF作家さんなので、トンデモ設定も気にならなかった。後半はどんでん返しが続いて「え?」の連続。ほんと、楽しかった。大江戸MI2も、しっかり借りている。 2021/09/12

α0350α

8
アクションも謎解きもあって面白かったです。最初2作目から読もうとしてましたが、こっちを待って正解でした。という終わり方ですね。2022/01/07

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