講談社文庫<br> 八丁堀の忍(三) 遥かなる故郷

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講談社文庫
八丁堀の忍(三) 遥かなる故郷

  • 著者名:倉阪鬼一郎【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2019/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065178102

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内容説明

幼い頃に親元から連れ去られ、裏伊賀の砦で「人体兵器」として育てられていた忍、鬼市。決死の思いで里を抜け、たどり着いたは八丁堀。人情溢れる下町・江戸で同心・城田新兵衛に拾われて生活を共にする中、鬼市の心も徐々にほぐれていく。そんな中、江戸には三方領知替えに反対する越訴衆が現れる。幕府の重鎮・水野忠邦が張り巡らせた計略により、越訴衆は圧倒的に不利な状況。故郷を奪われる苦しみを知っている鬼市は、越訴衆に協力しようとするが…。新たな刺客として登場するのは。裏伊賀で修行を共にした美人くの一・花と最強の幻術使い! 裏伊賀の本当の黒幕の影も見え隠れする中、鬼市は三方領地替えを食い止めることができるのか!?大人気シリーズ第三巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

60
若き凄腕の忍び鬼市の活躍の物語です。時は、天保十二年(1841)~十三年(1842)。第十二代将軍、徳川家慶の治世。鬼市は、過酷な裏伊賀の忍びの隠れ砦(訓練所)で仲間が次々と死んでいくなか15才まで生き残った。この悲惨な状態に耐えきれず鬼市は、必死の覚悟で隠れ砦を抜けだして江戸へ出てきた。そして江戸で知りあった柳生新陰流の遣い手で南町奉行所隠密廻り同心、城田新兵衛の下で忍びの術を使って働きだす。隠れ砦からは、抜け忍の鬼市を狙って刺客が送られてくる。2023/07/10

44
命を賭けた戦いとほんわかな日常。そして何よりも仙台藩主伊達斉邦の生き様に感動した2020/04/02

真理そら

40
徐々に人間らしさを取り戻していく鬼市(市兵衛)。今回は仲間が1人加わった。2019/11/21

goodchoice

2
シリーズ第3作となり、これで一段落だ。次の目標もできたみたいだから、楽しみにしよう。2019/12/20

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