内容説明
逢坂剛史上最大スケール。これがエンタメの極致だ。
密航者として追われる隼人(土方の変名)とゆらは、西部の大地で離別してしまう。ゆらを探し旅をする隼人は、アリゾナの荒野で先住民の襲撃を受ける。一方、ゆらの前には彼女を追う悪徳保安官・ティルマンが現れ、絶体絶命の危機が訪れていた。運命に引き裂かれた二人は、生きて巡り会うことができるのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
35
図書館本。ゆらと隼人こと土方歳三は、広大なアメリカをさ迷い互いを探し続ける。西部劇の趣を漂わせるためか、土方歳三のよさがあまり感じられないかな。★★★☆☆2023/05/13
えみ
24
え゛えぇ~!??生殺しも同然の仕打ちだよ‼そんないいところでブツ切りしてしまうなんて…。ここまでノせておきながらお預けなんて、おやつを前にして「待て」させられている犬になった気分だよっ。とショックを隠し切れない心情になるくらい広大な米国の土地を駆け回る歳三たちの冒険に夢中になっていた。離れ離れになってしまったゆらと歳三の出会えそうで出会えないもどかしさ、運命の一言では片づけられない次々と現れる敵との戦いの日々。ゆらに襲いかかる悲劇、歳三を追いかける強靭の敵。米国で繰り広げられる熱きハードボイルド第一章。2019/09/28
Cinejazz
17
密入国者となった、ハヤト(土方の変名)とユラ(英語が話せる同郷の女性)、ピンキ-(商船の黒人給仕)は、不運が嵩じ、悪徳保安官ティルマンに追われ、西部の大地で離れ離れに。アリゾナの荒野で原住民の襲撃を受けるハヤトとピンキ-、ティルマンの罠に追いつめられるユラ、 過激派集団 QQQ (kkkの分派)による襲撃、幾多の絶対絶命のピンチを前に、風前の灯火となった彼らの運命や、如何に?・・・。著者<逢坂 剛>さん絶好調の大冒険活劇に、巻末まで一気呵成の大興奮のエンタテイメント小説。 さらに巻末には、↓2025/06/03
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4
ゆらさん危機一髪!と思ったらあっさりやられてしまったのでびっくりした。その後も大西部ですれ違い続ける二人。一体君たちは何でアメリカまで来たんだと言いたくなるくらい将来展望が開けない。まぁ、最後には巡り会えたみたいだから、これでハッピーエンドとしよう。2019/11/11
uchi
3
設定に無理が有りすぎます。続きがあるようですが、もう読みません。2020/04/02