内容説明
少年探偵・狩野俊介が
次々に起こる難事件に立ち向かう!
野上探偵と俊介の許を訪れた中垣弁護士が依頼したのは、
街で最古の劇場、銀扇座で二十年ぶりの復帰公演を行なう往年の人気女優、百嶋美也子の警護だった。
一週間前、美也子の許に届いた復帰断念を求める脅迫状、
そこには警告を無視すれば美也子のみならず周囲の者たちも血の裁きを受けることになると告げられていた。
美也子の過去に何かがあると推理した野上と俊介が調査すると、
二十年前にも美也子は銀扇座で、同じ演目を上演していた。そして予告どおりの惨劇が…
周到なトリックで描く書下し長篇全二巻。
※本作品は、「銀扇座事件(上)」を加筆修正した新装版です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Penguin
14
え?えぇ!? 何?どういうこと? とりあえず下巻へ┗(゚ε゚;)┓=3=32012/04/05
ホームズ
5
とりあえず上巻では感想が書けないので(笑)2010/04/23
ライムとザクロ
3
この感想は上巻を読み終わり、下巻の冒頭を10ページほど読んだ段階で書いているのですが、こういう上下巻の形もあるのかと、目からウロコの気分です。シリーズ11作目、第8長編の本作ですが、今までとあらゆる点でテイストが異なり、太田さんどうしちゃったんだろう?、なんて思いながら読んでいたのですが、全ては作者の手のひらの上で踊らされていただけでした。この仕掛けについて多くを語るのは興醒めなので、この辺りで止めておきますが、下巻を読むのがとても楽しみです。 5点/102011/08/03
まりもん
3
上下巻なので読み応えあり2009/06/08
ありさと
3
一、シリーズ既刊をお読みになってから。二、どんなに途中で「野上さああああん!?」と思っても下巻まで読んでね笑2011/01/03