二見サラ文庫 二宮繁盛記３

著者名：谷崎泉

二見書房（2019/11発売）

• ISBN：9784576191454

内容説明

あの子はニノちゃんが「大事に」思ってる相手の娘なんだろう？

たった一日の臨時休業日。毎年、二宮が礼服で向かう先は――。

辞職のきっかけになった事件から三年。立ち飲み屋を営む二宮は高校生となったちひろと同居を続けているが、何にでも首を突っ込みたがるちひろを厳しくはねつけて以来、気まずい空気が漂っている。それでもいつもの面倒事に巻き込まれているうち季節は過ぎ、年にたった一日の臨時休業日を迎えた二宮。「お前はどっちに似たんだろうなあ…」好奇心を自制するちひろの眼前で思わず零した一言は自らに課した禁句で…。

ma2・装画

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はつばあば]

この本を読みたい本に挙げられていた読み友さんに感謝！そしてその読み友さんにしては珍しいこの本に、買いを入れた私に先見の明有りと(#^^#)。なんか表紙の絵は人生に疲れたオッサンのようにみえますが、この3巻の内容とがっちする表情で納得と苦笑が。二宮が警察を辞めた理由と小野塚の過去はわかりました。ですが最後に登場する中岡と言う人物と千秋は？ちひろとの関係は？両親？。二宮の元恋人が千秋？。二宮の若い頃の恋は・・・嵐を呼んだようですね(^_^;)。明日最後の巻に(^^♪。今日も惰眠をむさぼり・・合間に本。幸せです

2023/05/25

[み]

さくさくと♪冒頭から、二宮さんの事件のお話しに、どよ～ん。ちと構成が…。そして最後は、ちひろさんのご両親のお話しで、次作へ。次作で、ここらは終わって、立ち飲み屋のおやじの謎解きとしてシリーズ続いて欲しいなぁ。

2019/11/03

[まゆみなり]

三巻まで、飛ばすことなく、しっかり読めた。映像化して欲しい。誰がいいかなとずっと考えながら、なかなかピタリ来ない。玉子しか取り扱わない立ち飲み屋、もと敏腕刑事。なぜ警察を辞めたのか。気になるところ満載で、四巻への期待しかない。

2020/04/12

[あずとも]

二宮が警察を辞めた3年前の事件の真相が今作で判明。まだまだ謎が多いけどやっと動き出したかなというところで終了。次作で一気に色々決着すればいいな。

2019/09/14

[たろさ]

③わー！すごいところで続く?!やっとわかった二宮と小野塚の事件。これは朝倉にしてみたら、なんでそうなったんだと思うだろうな。それにしても二宮は見かけによらず、情が深くて頼られると突っぱねることができない。相談事の後に、まさかの中岡の話。次巻が待ち遠しい。さて、番外編へ行こう。

2019/12/25