内容説明
茶碗蒸し、アイスクリーム…破天荒な転生料理人の異世界グルメファンタジー第2弾! 汚染された土地を浄化する方法とは?
ドゥゼ村の秘密を解き明かし、村に結界を貼り直したエルザ。
今後はラグの木だけではなくきちんとした食事がとれるようにと、村の改革を進めていく。
変わっていく生活に不安を抱いたイルクと衝突したり、
不思議な猫と遭遇したりとトラブルもありつつ、
いつかお店を開くという夢のため、
エルザはスレイマンに協力してもらいながら猪突猛進に料理を作っていく。
そんなある日、村に長寿種の男たちが現れる。
結界を張った聖女に用事があるということで話を聞くと、
かつて泥に飲み込まれてしまった土地を取り戻したいのだと頼まれる。
自分にできるのならば協力しようと、
エルザはスレイマンとバーニャとともに、ドゥゼ村を発つのだが――。
枝豆 ずんだ(エダマメズンダ):神奈川県在住。本作にてデビュー。
つくぐ(ツクグ):イラストレーター。『世界の終わりの庭で』、『地球最後のゾンビ』など多数のライトノベルのイラストを担当。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
22
小さな村から少しだけ外の世界を覗き見て、自らのほんとうの望みを自覚し始める野生の聖女。お金が欲しいとか平穏無事に生きていければそれでいいとか、そういうのとは違う次元で、やりたいことがあるのは、魅力的だなあと思いました、目の前にいたら面倒なハナシだなとも思ったケド。途中で出てきてあっちゅう間に退場したネコさんはナニモノなんでしょうか、野生の聖女の今後に関わるのでしょうか、再登場のときもネコなんでしょうかね。2020/01/28
ううち
9
第2弾。ラグの木のスープは本当に不味そうでした…!聖女という設定がよくわからなかったけど、なかなかすごい能力ですね。 スレイマンが過保護すぎてかわいい。3巻あるのが想定外。続きどうしようかな…。2021/12/27
niz001
4
1巻よりアホの娘っぷりが減ったのが残念。中途半端なところで次巻へ。誤植やけど『蛾死』ってイヤな字面w。2019/11/02
ルタベガN
1
1巻と共にbookwalkerの肥やしになってたんだが、もっと早く読むんだった。面白い。情報の出し方が不親切だけど難解って程じゃないし、演出の範疇だよね。2020/07/25