内容説明
何気なく眺めているお寺や路地など、京都の街には知られざるエピソードが詰まっている。単なる観光地巡りではなく、物語と一緒に楽しむ地図で遊ぶ新しい京都本です。梅林秀行さんによる凸凹地図、夏目漱石40歳の京都旅行地図、祇園の舞妓さんの1日地図など、スマホの地図アプリでは絶対に語れない京都案内。もちろん、立ち寄りたい美味しい最新店とお茶付きです!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チョビ
3
ブラタモリ的地形で楽しんだり、ドラマロケ地に対する重箱つつきや、舞妓さんの行きつけのお店といった「環境」から京都を観光したいけど、おいしいものもたべたーいいという方にはうってつけの本。マニアックではあるが京都好きにはたまらないのだろうな♪2017/04/30
きゃろ
3
楽しかった!高低差で見る京都は「へー!」の連続。何気なく歩いてたけど、あの辺昔鴨川やったんやーみたいな。鴨川広かってんなぁ。たしかに昔疫病が流行った時に…て話聞いた時腑に落ちない部分があったわ。舞妓さん目線のオススメとか、敢えての高級お弁当、嵐電今昔、水脈、清少納言、夏目漱石軌跡めぐり、モリミー聖地巡りetc。たしかに枕草子は今で言うブログやし、そうしたら短歌はTwitterやなぁとか思ったり。写真もツボ。2017/03/24
akamurasaki
1
ちょっと一味違う京都紹介本。写真もたっぷりで、マニアックな京都が楽しめました。ブラタモリでおなじみの京都高低差学会崖長梅林さんも登場。観光地の中で思わず通りすぎてしまうような場所の意外な知識がいろいろあってとても勉強になりました。清少納言、夏目漱石から森見登美彦まで、時代を超えた文豪たちの名文と美しい写真で巡る巻末の特集はとても面白かった!この本片手に「聖地巡礼」をいつかしてみたい。「地図アプリには語れない!エピソードで巡る最新の京都」という表紙のコピーライトが秀逸です。2017/04/09