ポルタ文庫<br> 真夜中あやかし猫茶房

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ポルタ文庫
真夜中あやかし猫茶房

  • ISBN:9784775317716

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内容説明

癒やしの猫カフェ、夜だけ営業中

両親と死別した高校生の村瀬孝志は、生前に父が遺していた言葉に従って、小野進次郎という顔も知らない異母兄に会いに行くことに。鄙びた町で喫茶店を営む彼を訪ねた孝志を出迎えてくれたのは、一匹の白い猫だった――。その後、なんとか進次郎と顔を合わせた孝志は、にわかには信じられない話を聞く。なんと進次郎は“呪い” にかけられたせいで、満月の日以外、昼間は猫になってしまうのだという。日中の進次郎のサポートと、夜だけ営業する猫と触れ合える茶房・みかげ庵の手伝いを条件に、孝志は進次郎との同居生活を始めるが…。
人の想いが交錯する、猫と癒やしのあやかし物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

40
朝から娘が元書記官の書かれた本が面白かったとラインが。いやいや現の世界からそろそろ三行半を貰える頭にはこのようなモフモフと妖が身の丈に合ってきた。腹違いの兄の元に身を寄せる弟。兄は・・思わぬ災難に・・なんと昼間は猫に?!。。猫喫茶など行ったことは無い。ツンデレ猫なら我が家にいる。やんちゃ坊主も賢いおねえちゃん猫も我が家に滞在してくれていた。娘達の善き遊び相手であり癒しの元だった。何故人間の兄が猫に?。猫の想い、人の想い。言葉が通じるものなら言葉を惜しんではならないし、人を傷つける言葉は止したがいい。2020/08/23

よっしー

21
家族を亡くし、異母兄に会いに行ったら、その兄が昼間は猫になってしまう。普通じゃあり得ない展開な筈ですが、それを淡々と受け入れている孝志に思わず何でもありなのかと思っていたら、その世界でも当たり前ではなかったのですね(笑 兄にかけられた呪いの理由もそこまで深刻ではなかったので、良かったです。とはいえ、まだまだ呪いの解除までは時間がかかりそうですね。出てくる猫達も可愛くて、癒されました。2022/05/09

にゃうぴょん

13
面白かったです。猫達がモフモフ寄ってきてくれる猫茶房って素晴らしい行ってみたいです。お兄さんも優しくほのぼのした空気に和みます。お兄さんの呪いが解けてないので続きが読みたいです。2020/01/04

リディア

12
あやかしと言っても呪い(?)で昼間猫になるお兄さんと猫又と死んでるっぽい猫が出てくるだけ。主人公の高校生の孝志もお兄さんも優しい。ほんわりしたお話。猫になる呪いが解けてないのでまだ続くのかな?結晶ガチャも意味不明のまま。2019/12/03

ううち

11
両親を亡くした主人公が、いままで会ったことのない兄を頼ってやってくるが…フワフワのねこちゃんたちがわらわら寄ってくる喫茶店だった…!こんなお店あったら常連になるわ。 別シリーズとなにか繋がりのありそうな設定。フワッとファンタジーテイストなところも優しくて良い。2020/09/12

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