内容説明
警視庁捜査一課刑事の宇田川の同期、特殊班の女刑事が「しばらく会えなくなる」と言い、音信不通となった。かつて公安にいた同期と同じように……。「同期」シリーズ完結篇!公安を辞めさせられた男。特殊班で消息を絶った女。たとえいなくなっても、俺たちは同期だ――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
139
今野さんのこのシリーズは読んでいませんでした。最後の第3作からの読みはじめです。同期の女性刑事が暴力団のフロント企業に潜入しますが取り込まれていくさまを同期刑事の目から見てそれを救い出すべく努力をしていくさまを描いています。同期のもう一人は警察からは出てしまってはいますがどうもまだ関係があるようです。その話を前2作で知りたいと思います。2019/10/28
しんたろー
108
シリーズ3作目は、主人公の捜査1課刑事・宇田川の同期で特殊班刑事・大石が潜入捜査で消息不明になり、同時に半グレ&暴力団幹部殺人が発生、しかも大石が巻き込まれたらしい。宇田川は先輩刑事や同期で元公安・蘇我と共に大石救出と捜査に奔走する。お得意の警察内部の話、テンポの良さ、軽妙な会話でサクサク読めた。シリーズは宇田川が主役で、蘇我や大石の出番が少なくなる構成なのは仕方ないが、もう少し3人の絆を描くシーンが各編にあれば更に盛り上がったと思えるのが残念。とは言え、安定した水準で「警察もの」を書き続ける著者は凄い!2026/08/03
のり
99
同期シリーズ第三弾にて完結編。相変わらず冴えているのか抜けているのか掴み所のない「宇田川」。謎に包まれた「蘇我」。出向した「大石」に思わぬ事実が判明し揺れる警察。麻薬絡みで、省と庁の主導争い。それでもこの三人の絆・信頼関係は同期ならでは。もっとこのシリーズを読みたかった。2020/05/06
TakaUP48
85
同期・大石から、しばらく会えなくなるかもと珍しく飲み会のお誘い。いつもの面子といつものレストランで…。直後、大石の姿が消えた。港区の運河で他殺死体発見。宇田川は、新たに荒川というベテラン刑事と組んで捜査に当たる。コカイン?!専門商社「麻布台商事」の堂島を確保。監視カメラの解析結果、遺体運搬車の運転にバイトとして潜入している大石を宇田川が発見。蘇我から大石救出の要請が。別件の殺人事件、思い込み捜査、組対と麻取との対抗捜査。特命班を作り秘密行動。同期だけが分かるサインが映像に残されていた。ヤキモキしたわあ~!2022/06/26
雅
85
同期の3人の絆の強さを感じた。防犯カメラの件での言葉が無くても分かり合えてる所はドラマチック。シリーズ完結に相応しい内容だった2020/06/27




