講談社文庫<br> 復活祭のためのレクイエム

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講談社文庫
復活祭のためのレクイエム

  • 著者名:新井千裕【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 特価 ¥330(本体¥300)
  • 講談社(2019/10発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061847064

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内容説明

<言語>と<笑い>にあふれる、群像新人賞受賞作。――窮極のキャッチフレーズ「買って」! これをオカマのセーラちゃんに教えられた、コピーライターの僕。あらゆる言葉になることができたし、あらゆる物になることができ、メタモルフォ-スをくり返す、W1―ダブルワン。そしてオカマに変身してしまった「彼」の、愛と笑いにあふれた物語。一分ごとの笑いの激流におぼれないで、最後まで「読んで」!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

105
残念ながら、私の低い読解力?では解釈不能でした。頑張って?読了はしたものの、この世界観で悦に入るにはかなりの浸透力が必要と思われます。とにかく文章の一文一文にこれでもかとばかりに比喩が出てきます。その例えがとても春樹さんテイストであり、最初のうちはそこそこ楽しめる作風なのですが、あまりにも繰り返されるので、途中でキブアップモードに。何かを読み取ろうとするような作風ではないんだと思われますが、読めば読むほど迷宮入りしてしまいました。春樹さんの作風をよりややこしくした感じで、ハルキストにはぜひ挑戦願います。2018/07/01

てち

93
とにかく言葉遊びが面白い。巧みな比喩や多彩な表現。そういったものを楽しむ本だ。2021/08/16

kthk arm

3
2023年76冊目。 また、惹句に騙されて、つまらんものを読んでしまった。 何が、1分ごとの笑いだよ2023/07/25

hirayama46

2
初めての新井千裕。面白かったですー。こんなにポップな作風だとはタイトルからは想像がつかなかったなあ。無理やり例えてみると、カート・ヴォネガットと高橋源一郎を足して2で割ったような感じでしょうか。……自分で書いていて全然違うようにも思えますが、とにかく、へんてこな小説が好きな向きは是非に。2011/07/03

あ げ こ

1
言葉と人間と変幻自在のダブルワンの物語。ぐるぐる酔います。起伏の無いストーリーを多くの言葉でコーティング。試み自体は面白いが、延々と続く比喩表現が笑いに繋がらず正直くどい。しかし言葉を遊ばせて作った仕掛けは楽しく、登場人物も皆魅力的。言葉の魅力を引き出すことに長けた作家であると思う。2013/05/06

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