内容説明
なぜ日本のがん患者は最新の薬を使えないのか?なぜ日本の病院は、赤字なのにつぶれないのか?なぜ日本では、病院ランキング本がやたらと売れるのか?元スタンフォード大学の国際医療経済学者が提言、日本型医療の知られざる問題を解決する起死回生の答えがここにある。
目次
第1章 日本型医療の危機(日本の医療制度は世界一か?;DPCとは何か?;日本医療の本当のレベル)
第2章 不思議な医療制度を持つ国、アメリカ(データで見るアメリカの医療保険;アメリカの医療、その質と格差;「国民皆保険」を頑なに拒むアメリカ人)
第3章 日本医療は今、80年代のアメリカを経験している(包括支払い制度の導入が意味するもの;病院内改革、その実例に学ぶ;タブーなき分析と情報公開)
第4章 DPC時代に必要な意識改革(病院が淘汰される時代へ;最大の課題は疾病ごとのコスト管理;DPCの限界を知る)
第5章 日本医療の新しいビジョンを描く(DPCで医療の質は上がるか;医療は「お任せする」から「選択する」時代へ;新しい治療技術に妥当なコストはいくらか?)
著者等紹介
アキよしかわ[アキヨシカワ]
カリフォルニア州アサートン在住。国際医療経済学者。カリフォルニア大学バークレー校とスタンフォード大学で教鞭をとり、スタンフォード大学では医療政策部を設立。アメリカ政府では、米国議会調査局(U.S.Office of Technology Assessment)等のアドバイザーを務める。日本の医療界におけるベンチマーク分析のパイオニア。現在、米国公益法人グローバルヘルス研究所理事長、グローバルヘルスコンサルティング米国会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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