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内容説明
日本人は何を愛し,どう伝えてきたのか。現代を代表する国文学者による,日本人の魂に迫る日本語と日本人論。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mayu
7
憲法改正に国民投票で過半数の賛成が必要、ということは小学生でも習うことだと思いますが、本当にそういう判断をしなければならない日がくるかも、という今、この著作に書かれていることは多くの人にとって(賛成の方にも反対の方にも)有意義なのでは、と思いました。現憲法はアメリカから与えられたもの、という誤解をしている人は多いと思うし、また私自身、日本で古くから作られてきた法律に一貫して流れている精神を汲んだもの、という認識がなかったので、とても考えさせられました。もちろんそれ以外にも、鹿と萩の話や、アジアの黄金比の話2019/01/15
indigo
2
神話や古典文学からみる日本の歴史観が興味深い。この本を読む前に日本の神話、古典、古語についてもっと知っておくべきだと感じた。調べ、学びなおしてからまた読み直したい。2014/03/17
wasabi
2
実像にとらわれない。日本語は、あまりにも深い。著者が日本人の「愛する」ことばとはせず「愛した」と題しているところに、考えさせられるものがある。2012/11/29
ヨーコ
1
日本語の語源をたどるのは面白い。何気なく使っている言葉の本当の意味を知ると深い。2017/02/14