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内容説明
●「ほどほどできればOK」「頼れる者はなんでも頼る」でイライラ・不調は激減! 自分の「介護疲れ」を無視して、ひとりでがんばろうとしていませんか? とかく介護者をいらだたせる“症状”の理由を知って、おおらかに対応しましょう。治ることがなく長く続く認知症の介護に大切なのは「完璧であること」より「持続できること」です。本書で、進行への正しい理解と生活のしくみづくりが出来れば、介護に息切れはありません! ご家族の認知症が進んでも大丈夫です! 家族に認知症がいるすべての人必読の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
aloha0307
24
介護施設に差し入れた加湿器の水を入れすぎて壊してしまったわが父 それを指摘すると「分かってやっているから、口出しするな!」と私を面罵 落ち込みました↓ その夜、本書を開くと...介護する側を思いやってくれる温かい本でした✿ 介護者が心身共に健全であることがいかに大切かがよく分かります。認知症は「今が一番良い状態」であることを、しっかり覚悟しなくてはいけません。 2020/02/08
たかこ
22
介護者の心を守る本。認知症というとどう対応するのか、という本が多いなか、焦点を介護者にあてて書いてある。持続可能なケアのためには、「自分ができること」「本人のためにぜひしてあげたいこと」「自分がしたいこと」特に自分がしたいことができなくなるとストレスで体調不良になり、ケアができなくなる。限界を感じるまでやらない、余力を残したところで周囲の力を借りる。ケアは非効率的で非生産的、介護者がおおらかな気持ちを持ってもらえるように周りはサポートする、まずは自分を大事に。2022/01/02
さよちゃん
22
おおらかな介護がケアする人の心を守る‥イライラはつきものと思って、そのイライラがストレスになり、この気持ちを知る事で自分の、状態を把握して発散出来れば理想なんだけど‥完璧な介護よりも持続可能な介護をしていかないとダメなんだな。介護疲れは負のループをつくるから完璧でなくていいんだ。これから介護していく方は一度目を通しておいたらいいかも。特に「頑張って!」って思ってる方。2021/10/17
あーてぃる
5
"はじめに"もそうだが、"おわりに"を読むと著者の切実な思いがわかる。著者は元ケアマネで現認知症専門医(神経内科)クリニック院長だそうだ。 うちに来てくれている訪問介護士、訪問看護師、デイサービスそれらをセッティングしたケアマネが口々にこう言っていた。「私たちは要介護者であるお母様のお手伝いをしますが、介護をしているあなたのために来ているんですよ」と。まさに、本書は同様の思いで、家族を介護している者のために書かれた本である。100ページ弱の書籍だが介護に関して全方位的に参考になる本である。2025/05/03
kaz
4
認知症へのだいたいの対処法の考え方、公的なサービスの利用の仕方等が参考になる。介護保険制度のことは地域包括支援センターを活用するのが良いらしい。遠距離介護につき、「週末介護こそ追いつめられる。協力体制をつくり、うつを回避」というのは納得。交通費などの出費はもちろん、自分のための休日が全く無くなり、ストレスや身体的疲労もたまる。 2019/09/22




