内容説明
知っている人だけが悲劇を避けられる。あなたの20年後に関係あることを全部出しました!年金/社会保険/医療費/ベーシックインカム/資産形成/MMT/5G/空飛ぶクルマ/監視カメラ/ゲノム編集技術/核融合/温暖化/南海トラフ/首都直下型地震。
目次
#01 テクノロジーの進歩だけが未来を明るくする(たった100年前から信じられないほど世界は変わっている;新しいテクノロジーが登場したとき、人間はその普及に反対する ほか)
#02 あなたの不幸に直結する未来の経済―年金、税金、医療費(2040年の日本は老人ばかり;老人が増え、それを支える若者が減る ほか)
#03 衣・食・住を考えながら、未来を予測する力をつける(衣食住の未来は、短期的にコロコロ変わる;不測の未来を予測する力をつけよう ほか)
#04 天災は必ず起こる(このまま温暖化がすすむと、飢餓に満ちた世界が必ずくる;まず自分のいる場所がどんな水域か知っておくべき ほか)
著者等紹介
成毛眞[ナルケマコト]
1955年北海道生まれ。元日本マイクロソフト代表取締役社長。1986年マイクロソフト株式会社入社。1991年、同社代表取締役社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。現在は、書評サイト「HONZ」代表も務める。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
213
著者の本はいつも痛快な語り口で興味深く読み進められるが今回も面白く最後まで一気に読めた。 ただ日本の今後は暗いものになること、災害、人口減少、気候変動はヤバいってところはある程度知ってはいるがゾッとする。 著者はテクノロジーの進化は希望を見出していたが、戦争とか起きると止まるだろうし、どこかで限界もありそうな気もする。 今まではずっとネットを中心に右肩上がりだったけど、そこは懐疑的に思った。 でも最後の国を忘れるくらいになるくらいが良いのかなとも思えた。2022/11/11
ehirano1
184
周期的な変化は元より、常に変化による進化を追求する人類は多くの利便を手に入れたにもかかわらず、なぜかその未来は明るくないというなんともシニカルなことに(泣)。何かを得るには何かを捨てたはずなのに、それは思ってたのと違ったか短絡的享楽だったのでしょうか?そんなことを改めて思索する機会になった読書でした。2024/03/06
きみたけ
176
著者は元日本マイクロソフト社長の成毛眞氏。これから起きる新しいテクノロジーの変革をチャンスと捉えることが大事で、テクノロジー以外にもこれから起こることの萌芽を見つけ未来の形を掴むことを薦めた一冊。先日読んだ「ひろゆきのシン・未来予測」と内容的にはほぼ同じで、テクノロジー・経済のほか、天災についても予測しています。良書です。2023/01/17
徒花
138
まあまあおもしろかった。元マイクロソフト日本法人の社長で、書評サイト運営会社を経営する著者が、テクノロジーや年金、ライフスタイル、災害などが2040年に向けてどのようになっていくかを予測する一冊。とにかく日本にはあまり明るい未来が見えないけれど、それはマクロ的視点で考えるからで、本書の最後の最後に著者が述べているように、個人レベルで考えていれば実はけっこうどうにかになりそうな感じ。サラッと読める。2021/03/04
まちゃ
135
特に奇抜な内容はなく、将来に高い確率で起こるであろうことが書かれている。その分、目を逸らしたくなる不都合な真実と感じることについても述べられている。2040年の日本の総人口は1億1000万人、65歳以上の高齢者は3900万人、3人に1人以上が老人。貧しくなる日本の社会問題の解決にはテクノロジーの活用が欠かせない。その通りだと思います。 悲観的になり過ぎることなく、未来を考えられる力をつけて、環境の変化に適応していきたいものです。2021/02/20
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